海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】イギリスで放送された「最も不愉快なCM」はKFC<動画あり>

視聴者からは「授乳への批判を助長している」「お腹を空かせて泣く子供たちを前にして、育児放棄しろと言っているようなものだ」という抗議が殺到した。その後、DOVEは謝罪しCMを取り下げている。

2つめは「McDonald’s(マクドナルド)」で少年が亡き父のことについて母親に尋ねているというCMだが、少年と父の唯一の共通点がマクドナルドのフィレオフィッシュという展開になっている。しかし視聴者からは「身近な愛する家族の死という深い悲しみを、ファストフードのプロモーションに使うなんてもってのほか」と非難が殺到。これを受けたマクドナルドは謝罪し、CMは放送禁止となった。

ASA最高責任者のガイ・パーカー氏は、「視聴者に誤解を招くような広告を出さないようにと我々は日々取り組んでおります。しかし2017年は、29,997件ものCMへの苦情が寄せられました。多くの苦情があったからといって、必ずしもそのCMが規約違反であるとは限りません。ですが今後も視聴者の反応、CMが意図しているものは何なのかを注意深く観察し、それが社会的基準に沿った内容であるか否かを公にリサーチして、決断を下していきたいと思っております」と述べている。

画像は『The Sun 2018年2月1日付「CLUCKIN’ HELL The ten most complained about adverts of 2017 revealed ― with KFC’s dancing chicken coming out on top」(IMAGE: PA:PRESS ASSOCIATION)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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