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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】渦中のYouTuberの来日取材旅行 築地では「調子に乗るな」と怒られる場面も

世界トップYouTuberの1人として大変な稼ぎっぷりを見せているなか、日本の青木ヶ原樹海に潜入して自殺遺体を撮影するなどしたことから大ヒンシュクを買っていたローガン・ポールさん(22)。このほどの来日ではその前に東京に滞在して築地などを取材しており、彼はその様子もYouTubeで公開していた。しかし10分ほどの長さのその動画にあなたはどれほどの魅力を感じるであろうか。悪ふざけのため彼が選んだ小道具は築地で買ったサバと酢ダコの脚。YouTuberとはこんなことで大金を稼げる世界なのか…。

ネタ探しのため連日のようにLAの街に繰り出しては、持ち前のふざけ心で“大暴走”を続けている世界トップYouTuberのローガン・ポールさん。動画共有サービス『Vine』で一躍有名になったが、彼のYouTuber人生は10歳から始まっており、現在“Logan Paul Vlogs”のチャンネル登録者は1500万人を超えている。あまりの快進撃ゆえ彼は2014年に出身地のオハイオを離れ、昨年秋には日本円にして7.4億円ほどの豪邸をロサンゼルスの高級住宅地エンシノに購入していた。収入源はYouTubeだけではない。ダビデ像のような雰囲気の顔立ちとスタイルの良さが買われ、俳優やCMモデルとしても活動するようになっているのだ。

彼のクリエイトしたこと、思惑はすべて大金につながり「YouTuber人生もう最高だぜ~!」と豪語していたポールさん。一攫千金、いわゆる“ユーチューブ・センセーション”を夢見る少年少女たちはポールさんの動画作りをじっくりと研究し、彼を神のように崇拝している。ロサンゼルスの街を歩けば彼はファンにもみくちゃにされるほどの人気者だ。だが彼は、このほどの来日で大失態を犯した。自殺の名所とされる富士山麓の青木ヶ原樹海に潜入して自殺遺体に卑語を交えて声をかけ、紫色に変色した手を撮影し、世界から大変なる非難を浴びた。その後Twitterにて謝罪したが、これまであまりにもハイテンションでドッキリ系、危険系の悪ふざけ動画を連投してきたポールさんだけに、「反省や謝罪は形だけ。金のためならまた何でもやる人間だ」との声も多い。

ポールさんばかりではない。トップYouTuberと呼ばれる人々による数々の動画を見て、世界の多くの人々が今、「くだらない動画があふれかえっている」「野蛮で危険な動画がエスカレートするばかりだ」「何故こんなもので大金を得られるのか」「質や評価ではなく再生回数がすべてなのか」とYouTube側のシステムや倫理観に関して疑問を呈している。実は問題の動画が投稿された直前の12月30日、ポールさんは東京・築地市場ほかをリポートした10分ほどの動画『WE FOUGHT IN THE MIDDLE OF TOKYO!』を公開していた。565万回ほどの再生回数を記録しているが、

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