海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】貧困家庭の男児に860万円の寄付金集まるも、運営側13万円しか渡さず(中国)

出稼ぎに出ている父親には数か月会っていないため寂しいと明かしていた。ワン君によると母親は家庭を捨て出て行ったようだ。

雲南省青少年育成財団と提携先の昭通市青少年育成財団は、それぞれの財団のサイトを通して集められた寄付金がどのように使われるかという詳細を発表すると述べている。一部メディアでは現在、ワン君の通う学校には暖房設備が整えられ、地元当局はワン君の父親にも仕事を手配したことが伝えられた。

今回、寄付を呼び掛けた昭通市青少年育成財団のスタッフは「ワン君のためだけでなく、あくまでもワン君のような貧困家庭の子供たちへの寄付が目的だった」と主張しているが、ワン君へと寄付をした人々は納得できないようだ。このニュースを知った人からも「こういうことがあるから、どんなに寄付をしたくても本人に届かないのではと思って躊躇してしまう」「他の貧しい子供たちを救うのも確かにいいことだけど、もうちょっとワン君にあげてもいいのに」「多額の寄付金だから本当に他の貧困家庭にもあげるなら、多くの子供が救われるのは間違いないでしょうね」「この子のための寄付金だったのだから他の子供たちへの寄付はまた別に設定すべきだったのでは」「寄付金が政府管理ということは最悪の場合、役人の懐に入ることもあるわけだよね」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年1月18日付「Charity gives boy with frozen hair just £900 of £56,000 raised for him」(Picture: Asia Wire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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