海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】高級デパートで万引きした19歳女、3度目の窃盗容疑も懲役免れる(英)

昨年10月にマンチェスターで万引きし、12月にはシェフィールドの店でもアップル社の商品1,000ポンド(約153,000円)相当を万引きしている。その時には12か月間の条件付き釈放となっていた。しかし時を置かずして再び3度目の万引きに手を染めたナフィサだったが、驚くべきことに実刑を免れ、12か月間の地域奉仕活動と150時間の無収入労働が命じられた。また、昨年3月に万引き行為で警告を受けたアリは、法廷で「仲間からのプレッシャーで万引きしてしまった」と話し、今回は12か月の条件付きの釈放となった。さらに2人には、それぞれ105ポンド(約16,100円)の裁判所費用と課徴金の支払い命令も下された。

実刑とならなかったことに安堵したのか、法廷から出てきたナフィサは笑顔で片手を上げ、勝利したかのようなポーズをとった。一方、隣のアリは片手で顔を覆い隠している。友人の反省の色が全く感じられない行為を恥じているのか、単にメディアを避けようとしているのかは定かではない。しかしこの映像を見た人々からは、「いやどう考えてもこの判決は間違っているだろう」「前科があるのに何でまた釈放なわけ?」「これが男だったら絶対に懲役刑」「釈放したら、また万引きするだけ」「親の顔が見てみたい」「犯罪は犯罪よ。何回目であっても関係ない。こんなふうに犯罪を良しとしてしまうような判決を下すべきじゃないわ」「写真を見ても反省の色なんて見られないじゃないか。こいつらは空腹に耐えかねてパンを盗んだんじゃない。高級な商品を万引きして売りさばきたかったから盗んだだけだ」「この国の司法は絶対間違っている」「アメリカだったら3回やったら刑務所行きは間違いないよ。イギリスはどうなってるんだ」とその判決に多くの批判の声があがっている。

画像は『Manchester Evening News 2018年1月5日付「Smug, smirking teenager punches the air in delight after escaping jail sentence for shoplifting spree at Harvey Nichols」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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