エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】カズレーザーが“弟子”にお笑いを語る 「発想が乏しいから芸人になる」

カズレーザーは「ネタかくのが一番、売れやすい」と答えた。若手の頃は毎日書いており「使ってないネタだったらたぶん1000本は絶対ある」「形にならなくても1日4本くらいは書かないとダメ」だという。

その積み重ねで「同じようなくだりを誰かがやった時に、自分が一番最初に突っ込める」ようになり、バラエティでも応用できるのだろう。そんな彼はなかがわから『M-1』予選前にフランスピアノのネタが動画で送られてくると熱心に見入っており、「本当に漫才が好き、だからネタを書き起こしたりする」という姿勢は今でも変わらない。

カズレーザーと同じ大学で喜劇研究会の後輩となるお笑いコンビ・さらば青春の光の東口宜隆が、週刊誌の取材で当時のカズレーザーについて「ネタを緻密に考えて、何回ボケを入れて突っ込めるか、何がウケるか分かっていた」と振り返っている。それだけの努力と実力に裏付けされてこそ“弟子”にいろいろとアドバイスできたのだろう。

ちなみに『ロンハー』の“弟子”企画は終えたが、カズレーザーと中川はこれからも師弟のような関係を続けるという。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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