エンタがビタミン

writer : ume

【エンタがビタミン♪】ひふみん、モー娘。とのコラボに意欲「練習が楽しみ」

今年6月将棋界を引退し、天然キャラがお茶の間で大人気の“ひふみん”こと加藤一二三九段が講演会でひふみん節を炸裂した。将棋界にとどまらず、芸能界でも活躍するひふみんはモー娘。と音楽番組でコラボすることを嬉しそうに明かし、古坂大魔王に作ってもらったという自身の曲を熱唱した。

29日夜、東京・八重洲ブックセンターにて【挑戦し続ける人、挑戦し続けたい人への加藤九段からのエール】『天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生』(日本実業出版社)刊行を記念し講演会が開催された。

将棋の話には熱が入る 加藤一二三九段

小4でプロの将棋士になると確信したというひふみんは「将棋は自分に最も向いている世界だと思った」と当時を振り返る。小6で大阪の将棋界に入り、八段の名人・升田幸三先生と初段だった自分が対局した時に「この子“凡”ならず」と言われ自身も「“非凡”ではないと思った。私も中々なもので負けなかった」と自画自賛し、笑いを誘った。

14歳で四段、18歳で最高峰であるA級の八段にノンストップでなった新記録を持つひふみんは「プロとなる四段昇段の最年少記録を持っている藤井聡太四段も(このスピード昇段を抜くのは)難しいでしょう」と言い切った。

20歳の時、人生に行き詰まりキリスト教の洗礼を受けた 加藤一二三九段

タイトル戦では持ち時間が9時間と長時間であることから、2日間にかけて1局を指すのは悔いのない戦いができることに所以すると言う。持ち時間が20分しかないNHK杯で自身は7回の優勝、5つの永世称号を保持する大山康晴名人は8回優勝、10回優勝している羽生善治名人を「客観的に天才」「短い時間で一手指すことができるのは天才」と語り、「プロになる場合は才能が必要。その上に研究、勉強、大成が理想だ」と言い、「藤井聡太も才能豊か」と称賛した。

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