死期を悟った犬、安楽死前に家族に最後のハグ(豪)
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後にメディアの取材に応えたグレイムさんは「人の死に直面した仕事をしている我々は、患者の最期の願いを耳にすることがよくあります。これから旅立つ人にはできるだけ幸せな気持ちになってもらいたいので、できる限りのことをしています。我々にとっては患者であってもその人は誰かの父親であり、母親であり、きょうだいであるのです。もし思いやりを失くしてしまったら、この仕事はできません」と話し、見知らぬ女性の最期をともにした時を振り返り涙した。
グレイムさんと女性の写真が投稿されたFacebook「Queensland Ambulance Service(QAS)」には、「人を救うというのは、薬や訓練、技術だけではありません。患者の心に寄り添うことが何よりも大切であり、女性の最期の願いを叶えたグレイムとダニエルをとても誇りに思います」と綴られている。このニュースを知った人々からは「これこそ患者をケアするという真の意味なんだろうね」「思いやりのある素晴らしい救急隊員だ」「素敵なストーリーのシェアをありがとう」といった声が寄せられている。
画像は『Queensland Ambulance Service(QAS) 2017年11月22日付Facebook「This story told to us by Helen Donaldson the Officer in charge of Hervey Bay is too good not to share.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)