海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】8人目の犠牲者 IKEA家具の下敷きになり2歳男児が死亡(米)

IKEAはリコールした製品に対してほぼ全額返金に応じることを同意しており、抽斗に50ポンド(約22.7kg)の重さがかかっても壁への固定ねじ無しでも倒れないという安全基準に見合った製品を再生産している。

なおヨゼフ君の事故に関しては「the U.S. Consumer Product Safety Commission(米国消費者製品安全委員会」が調査を進めており、マン弁護士は「一家はひとり息子を亡くし悲しみに暮れている。両親はペンシルベニア州コンショホッケンにあるIKEA北アメリカ本部を告訴する予定だ」と話している。

遡ると1989年、2002年、2007年にIKEAの製品が原因の似たような事故で幼児が死亡、さらに2011年9月にもバージニア州で2歳男児が死亡していた。つまり、IKEA側は安全基準を満たしていない製品を販売したことにより、8人の犠牲者を出したことになる。このたびIKEA側は、ヨゼフ君の家族に哀悼の意を表し「たんすは壁に固定して使用して頂きたい」と改めて世間に注意喚起を促した。

このニュースを知った人からは「マルムシリーズを購入するのは絶対に危険だ」「家具はやっぱり高くても質がいいものを買わないとダメだと思う」「壁に固定さえしていればこんな事故にならなかっただろうに。かわいそう」といった声があがっている。

画像は『Philly.com 2017年10月18日付「After historic Ikea dresser recall, another child has died」(DUDEK FAMILY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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