海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】小人症のモデル達がパリのランウェイを飾る(仏)

このほどフランスのパリから、小人症の女性達がデザイナーの仕立てたウェディングドレスをまといファッションショーを成功させたという話題が届いた。『The Sun』などが伝えている。

現地時間25日にパリ・ファッションウィークが開幕したが、その華やかなイベントでひと際注目を浴びたのが、26日に開催された「インターナショナル・ドワーフ・ファッションショー(International Dwarf Fashion Show)」である。ランウェイを誇らしげに歩くのは身長が約147センチ未満の小人症の女性達だ。

2014年に始まった同ファッションショーは、小人症に対する意識を高めるために毎年開催されており、今年で4回目となる。今回、小さなモデル達のためにウェディングドレスを仕立てたのはフランスのファッションデザイナー、ミリアム・チャレックさん(Myriam Chalek)である。

ミリアムさんはある日、子供服売り場で洋服選びに困っている小人症の女性に出会った。その女性は「背は小さくても大人である自分に合う服が無い」と苛立っていたという。ミリアムさんはこのことがきっかけで、「インターナショナル・ドワーフ・ファッションショー」を始め、これまでにニューヨーク、ドバイ、東京でショーが開催されている。

このたびのファッションショーでは、美しい刺繍のウェディングドレスをまとった小さくも美しいモデル達がランウェイを闊歩した。なかには肩に本物のヘビを抱いて登場するモデルもおり、聴衆からは歓声があがった。

主催者側はこのファッションショーを通して「モデルに求められる身体的条件を見直して、ファッションや美しさの定義を変えること」を目的としていると公式サイトで述べている。

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