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writer : maki

【エンタがビタミン♪】橋幸夫“政界”から選挙出馬のお誘い「2回とも断った」

その流れから橋が「政治家の人たちは昔は命がけという言葉を使っていた。明治維新の頃の政治家みたいに命がけという人が1人ぐらいいてもいい」「安倍さんにも言いたい。本当に命をかけていますかあなた、そういう風になってほしいんですよ」と力が入り、「命かけて欲しいな。なんだったら死んでほしい」と口にする。

東国原英夫氏は常々「選挙とは命がけなものだ」と話しており、片山さつき議員は「私は命かけてましたよ! 命かけなければ財務省辞めて出てこないですよ!」と主張していた。“命がけ”でという表現には多くが共感するようだ。

番組終盤で、MCの坂上忍が「橋さんはこれまでお誘いとかあったのでは?」と政党からの出馬オファーについて話を向けたところ、橋は「若い頃はありましたね」という。しかし当時から「政治は命がけでやる仕事」と思っていたので「とても資格はないですと、2回とも断りました」と明かし「2回とも!」と坂上を驚かせた。

ちなみに東国原氏は、今回の衆院解散総選挙へ向けて複数の出馬オファーがあったが「お断りしている」と明かした。

橋幸夫が歌う『夢の轍』(2013年8月28日発売)は、さだまさし作詞・作曲で「夢」を諦めずに「美しい地球」「愛に満ちた暮らし」を願うものだ。そのなかに「私の命と引き替えてでも」という覚悟が歌われている。

2015年には幕末の長州藩士高杉晋作をテーマにした橋のデビュー55周年記念曲『長州にて候』(作詞:荒木とよひさ、作曲:勅使原煌)をリリースしており、今回の討論で彼から「明治維新の政治家のように命がけで」という言葉が聞かれたのはそうした背景が影響しているのかもしれない。

画像は『hashiyukio/橋幸夫 2017年9月15日付Twitter「昨日は静岡県御殿場市にて敬老会のイベントでした。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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