海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】畜産農家からビミョーな謝礼品 火災から救出された豚たちはその後…(英)

不測にも火事を起こしてしまった者は、燃え盛る熱い炎に近づき果敢な消火・救出活動を行ってくれる消防士たちに心から感謝するものである。しばらく経ってから消防署にお礼の手紙や品が届くこともままあるのだろう。もしも農家であれば旬の収穫物も喜ばれるに違いないが、それが家畜農家だとしたら…!? ちょっとビミョーなお礼が届いた消防署の話題を『BBC』などが報じた。

「その節は本当にありがとうございました。大切な家畜を火事から救ってくださったことへの感謝の気持ちです。」

ずっしりと重い包みにこんな言葉を添えたのは、英ウィルトシャーのミルトン・リルボーンで畜産農家を営むレイチェル・リバーズさん。今年2月、牛舎の納屋に積まれていた60トンもの干草から火災が発生し、懸命な消火・救助活動により18頭の子豚と2頭の雌豚を救い出してくれた「ドーセット&ウィルトシャー消防本部(Dorset and Wiltshire Fire and Rescue Service)」ピュージー署の隊員に心から感謝している様子であった。

リバーズさんからのお礼の品はなんとソーセージであった。「皆さんに救って頂いた子豚たちは今こうして美味しいソーセージに生まれ変わりました」というのである。リバーズさんは『BBC』の取材に応じ、「まぁ、菜食主義者には嫌われてしまう品でしょうが…。彼らは残念ながらペットではない、いずれソーセージになる運命の豚たちなのです。あの時、隊員の皆さんにも『お礼はこの子たちのソーセージで』と約束してありましたからね」と語っている。

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