海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】食べることが止まらない難病と闘う体重90kgの10歳少年、トイレットペーパーを食べたことも(南ア)

さらにケイデン君は数年前に気管切開をしているため、現在は気管にチューブを挿入して気道を確保している。肥満ゆえ、動くのもままならず呼吸も困難なケイデン君は、一日のほとんどをベッドかソファで過ごす。普通の10歳の子供がすることができないために、うつ病にもなり母親に泣きながら「外で他の子たちと遊びたい」と訴えることもあるという。

現在、昼夜とケイデン君を監視し世話をしなければならないためにゾーラさんは仕事ができず、薬代や月に3度通院する費用の捻出に困っているそうだ。自宅で作った料理を売ったりしているものの、費用を補うには不十分なようで寄付を受けて生活している。

医師には治療法はないと言われているが、ゾーラさんは「毎日が闘いで大変です。とにかく良くなってくれるようにと思わずにはいられません。他の同年代の子供たちと同じ生活が送れる日が来ることを私はただ祈るだけです」と諦めたくない気持ちを吐露している。

プラダー・ウィリー症候群は15,000人に1人の発症率と言われており、肥満や性腺発達不全、筋緊張低下、発達障害などを引き起こすとされている。食事療法などにより体重をコントロールし肥満に伴う合併症を防ぐことが重要であるとされるが、本人をはじめ家族のストレスは相当なものであり、専門医の受診が望ましいという。

画像は『The Sun 2017年7月21日付「THE BOY WHO CAN’T STOP EATINGBoy, 10, who tips the scales at 14st eats rolls of TOILET PAPER and dirt from the floor because he never feels full」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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