海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】授業をやむなく欠席したシングルマザー 教授の優しさに涙(米)

やむなく授業を欠席しなければならなかった米テネシー大学に通う学生。教授にメールでその旨を伝えたところ、思わず心打たれる温かい返事があった。感動した学生が自身のツイッターに投稿したところたちまち拡散し、多くの反響があったという。『Fox 5 NY』や『Today』など複数メディアが伝えた。

学業と仕事を両立する学生はいるが、モーガン・キングさん(21歳)もその一人だ。さらに彼女は、生後3か月の娘コービンちゃんの子育てに奮闘しているシングルマザーでもあった。

子育てをしながらテネシー大学でレクリエーション療法(Therapeutic Recreation)を学び、授業がない時はレストランで働くという多忙な生活を送っているモーガンさんは、普段は娘の世話をコービンちゃんの祖父母に任せている。ところが6月14日、祖父母には外せない用事があり、孫の世話をすることができなくなってしまった。他のベビーシッターを見つけることができなかったモーガンさんは、その日が小テストと研究課題に関する重要な授業であったにもかかわらず、やむなく欠席する旨をメールでサリー・ハンター教授に連絡した。

するとハンター教授は意外な言葉を返してきたのである。その返答に心打たれたモーガンさんは16日、自身のツイッターに「教授の思いやりに泣けちゃった」とツイートしているが、ハンター教授のメッセージはこのようなものだった。

「今朝、あなたの姿を見なかったからどうしたのかなと思っていたの。今後、ベビーシッターが見つからない時には、クラスにコービンちゃんを連れて来るといいわ。喜んであなたの娘を抱っこしながら教えるから。そうしたらあなたも授業に集中できるしノートだって取れるでしょう? なにしろ私の専門は子供と家族の研究なのだから、子供は大歓迎よ。このオファーは本気ですからね。それから、もし他のことでも私にサポートできることがあるなら遠慮なく言ってちょうだいね。」

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