エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<THE ALFEEインタビュー>66作目・最新シングルには「今、伝えられるもの」を

■『エレキな恋人』はカンレキーズの集大成
―そのカンレキーズの新曲『エレキな恋人』はどのような曲でしょうか。
高見沢:カンレキーズの集大成ですね。スイッチボーカルということもありますしね。(サビの)「君に!」「君に!」の追いかけコーラスがメインじゃないですかね。

―今開催中のツアーでは、カンレキーズの曲に振りがついていますが、新曲には振りはありますか?
高見沢:みなさんにやっていただくことはないと思いますけど、僕と坂崎がやる可能性はありますね。
坂崎:やるの?(笑)
高見沢:ボーカルの人(桜井)は大変だからほっといて、追いかけ(コーラスの人)だけ。

―桜井さんはなさらないのですか?
高見沢:ベースはなかなかやりづらいんですよ。ギターの方が意外と手軽なんだよね。コード弾きでできるからね。ベースは単音弾きなので(手が空かない)。
桜井:そうなんですよ。(ネックを)持ち上げるのも面倒だし。

■ジャケット撮影時に話していることは…
―今回、ジャケット&ボーナストラック違いの4形態を発売されますが、初回限定盤AとCのジャケットは、オフショットのような自然な雰囲気が素敵ですね。
高見沢:やっぱりね、僕らはね、照明あてて「はい、こっち向いて」っていうのは、どこかとってつけたみたいであんまりよくないんだよね。
坂崎:遅いよ! 気が付くのが。何年やってんだよ(笑)。
高見沢:こういう方がアルフィーらしいというか。
坂崎:43年やって気が付きました(笑)。
桜井:写真屋さんでかしこまって撮るのもひとつだけど、ラフなスナップ写真だとイメージが曲の方までいく感じがするよね。
高見沢:もう(ジャケットは)スナップ写真でいいんじゃない?
坂崎:カメラマンから「笑ってください」って言われても、なかなかね。
高見沢:「笑え」ってショットは無理だよね
桜井:俺たちは女優さんとかモデルさんじゃないからね。

―とても楽しそうに見えますが、ジャケット撮影のときは何を話されているんですか?
高見沢:とても言えないような話(笑)。
坂崎:男のインタビュアーなら言えるんですけど(笑)。
桜井:坂崎がリーダーシップで下ネタを言います。
高見沢:でもなんだかんだ言いながら一番すごいのは桜井ですよ。
桜井:みんなでイメージ下げ合わなくても(笑)。
一同:(爆笑)
高見沢:男ってそんなものですよ、だいたい。
坂崎:くだらない話をしてますね。

―でも初回限定版Aでは、その桜井さんだけ真面目な顔をされているのですが?
高見沢:サングラスの下でクスクスって笑ってるんじゃない?
桜井:僕の場合は、サングラスしているので楽ですよね(笑)。目の表情って全部出ますからね。

『あなたに贈る愛の歌』初回限定版A

■シングル連続TOP10記録を更新中
―ところで、前作でシングル50作連続TOP10の記録を達成されました。今回のシングルは、「THE ALFEE meets The KanLeKeeZ」となっていますが、記録の対象には入りますか?
高見沢:メインはアルフィーですから。アルフィーのシングルで出しているので、記録は継続しますよ。

―では今回TOP10に入ると51作の連続記録になりますね。
高見沢:もう50作達成したから「いいかな」という感じもありますが。去年の50作がかかっていたときは、いい意味でのプレッシャーはあったけど、「51」になると周りからも何にも言われないね。もう「たいしたもんだ!」でいいじゃないですか?

インタビューに応える3人は、まるでライブやラジオ番組でのクロストークそのもの。真面目な話をしたかと思うと、モノマネやジョークで爆笑させたりと、記者ひとりで堪能するには勿体ない内容であった。インタビューの場でもサービス精神旺盛な3人。でもきっとそれを意識せずに自然体でこなしているのだから恐れ入る。ジャケット撮影の話では笑いが止まらなかった記者であるが、ちょうど『THE ALFEE – 「あなたに贈る愛の歌」プロモーション映像』としてユニバーサルミュージックから、ジャケット撮影シーンの一部映像が公開された。本当に「とても言えないような話」をしているのか、ぜひとも検証していただきたい。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

『あなたに贈る愛の歌』初回限定版C

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