イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ダニエル・クレイグ 『007』続投拒否から一転、再びボンド役へ?

『007 スペクター』でジェームズ・ボンド役を見事にこなし、同作品のプロモーションのため何度もインタビューに応じたダニエル・クレイグ。しかしその発言にはボンドを批判する言葉がやけに多く、「一般人がボンドから学べることは何もない」と言い放ち、さらに「もう一度ボンドを演じるなら手首を切りつけた方がマシ」「誰がボンド役を引き継ぐかなんて、どうでもいい」とも口にしたため、さすがの制作側も「続投困難」と判断した。そこでテイラー・スウィフトの元恋人トム・ヒドルストンを新ボンド候補とし、監督らとのミーティングにも参加させていた。

ところが制作側はトムにつき「キザだしタフさに欠ける」と思ったらしく「やはりボンドをやるのはダニエルしかいない」との決断に至り、必死に説得を続けたという。その話し合いで、ダニエルも「これなら!」と納得する条件がほぼそろったもよう。このほど複数の情報筋が『NYポスト/Page Six』の取材に応じ、「ほぼ説得が終わった段階にある」「(契約がまとまれば)もう1本『007』をダニエル主演で撮ることになる」と明かした。

長らく続投を渋っていたダニエルの説得にあたったのは、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリだ。彼女は昨年ダニエルの舞台『Othello』をプロデュースし成功に導き、これにより彼は本格的な演技派として絶賛されることになった。その成功を機にダニエルと『007』制作陣の話し合いは思いのほかスムーズに進み、映画関係者も「話し合いは良い方向に進んでいるらしい」「すでに脚本もあるんです。ダニエルが撮影に専念できるようになりしだい制作がスタートするでしょう」と語っている。

ちなみに伝統ある『007』シリーズでボンドを演じることは、多くのトップ俳優たちにとってまさに大きな夢でもある。過去にはヒュー・ジャックマンが「この役はどうか?」と打診されたというが、すでに『X-MEN2』の撮影に入る直前だったため泣く泣く断念したとのこと。しかし「ダニエルがシリーズを降りたら真剣にボンド役を考えてみたい」とも語っていたのだが、彼に再度ビッグチャンスが巡る日はもう少し先になりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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