3月26日の『野田聖子オフィシャルブログ「ヒメコミュ」』には、紅白の花で飾られた「卒園式」と書かれた看板の横で、気をつけをして立っている野田聖子氏長男の姿がある。2010年にアメリカで第三者提供の卵子で体外受精をし、妊娠。2011年1月に生まれてからは毎月のように手術をして一命を取り留める状態が続き、退院できたのは2013年4月。以後は野田氏の夫が家事を引き受け、夫婦一丸となって子育てに携わってきた。

これまで「生きていてさえくれれば、恩の字」（原文ママ）と思い見守ってきた息子が今春、東京都の特別支援学校へ入学する。“まさかこんな日を迎えることが出来るとは”と感無量の野田は、「彼の命に寄り添ってくれた全ての人に心から感謝申し上げます」とブログを通して関係者へ伝えた。

また主治医のはからいで他の医療的ケア児の保護者と面会し、「この国の弱者に対する不寛容をあらためて、痛感」したと報告。“問題山積だが、ひとつずつ解決してみせる”、“それが近未来の日本の新たな価値になるはずだから”と障害を抱える子の母として、そして国会議員・野田聖子としての決意を新たにしている。

出典：http://ameblo.jp/seiko-noda
（TechinsightJapan編集部　みやび）