イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】SNSに怯え始めたセレブ達 キム・カーダシアン「強盗団にずっとフォローされていた」

このほどフランスの『ル・モンド』紙が、米ニューヨークで開催された“ある会議内容の写し”を入手。それがキム・カーダシアン、判事、さらに弁護団らを交えて行われたものだとして、以下のキムの発言内容を公開した。

「(仏への)出発2週間前から、出国すればテロ被害者になるのではと危惧していました。」
「姉のコートニーはパスポートに問題があり、私はこう思ったのです。『きっと何か悪いことが起きるんだ』と…。虫の知らせです。とても強く感じたので、お伝えしておきます。パリでは毎晩、『何も起きなかったことに感謝します』と祈っていました。」

またキムは、パリに行くたびに使っていたリムジン会社で働く兄弟に疑惑を抱いたという。

「そう、到着の数週前にSMSを私のアシスタントに送ってきたからです。『無料で移動の手伝いをさせてもらう』とね。そんなことは、過去には一度もなかったのです。」
「そして事件発生の晩、下の階で音がして姉たちがクラブから帰って来たのだと思いました。酔って騒いでいるのだと…。『ハロー』と声をかけたのに返事がない。そこで何かがおかしいと気づいたんです。」
「すると警官の服装をした2人の男が目に入りました。2人はコンシェルジュを連れて入ってきたのです。心臓が体から飛び出すかのような気がしました。もう自分は死ぬのだと思ったのです。」

そこでキムは、コンシェルジュに対して「殺されるの?」と聞いたとのこと。すると彼の答えは…?

「『何が起こるのか分からない』と言われました。さらに『私にも子供がいるんです。もう黙った方が良い』とも…。そして私は、この襲撃者達に強姦されるんだと確信していました。」

その後縛り上げられたキムは、犯人らが宝飾品を奪い逃走した後に急いで帰国。その後は大変なトラウマに苦しみ、しばらくは外出すらできなかったという。またキムは自身のリアリティ番組の中で、事件の経緯をこのように振り返っている。

「よく考えると、こういうことだと思うの。つまり強盗団は、旅の間ずっと私達をフォローしていたのよ。」
「私はSnapchatを使い、自分が滞在先にいること、そして他のみんなは出掛けてるって情報を発信していた。だからボディガードが不在なのも、私がひとりきりなのも知っていたんだと思う。」

TwitterやFacebookなど様々なソーシャルメディアを介し、「今どこで誰と何をしている」といった情報を気軽に発信してはいないだろうか。その情報こそが強盗にとってはまさに狙い目で、貴重な情報源になっている。また垂れ流しの情報がストーカーに逐一確認されていること、それにより被害者も出ていることを、ユーザーはしっかりと認識して自分と家族を守らねばならない。なお最近ではDJとしての活躍も知られるパリス・ヒルトンは、ギグのスケジュールや会場などを大々的に宣伝せねばならない立場。さらにアメリカのセレブとあって、過激派のターゲットになる可能性は十分に意識しているという。かつてはセレブの滞在先、住所などの特定はほぼ不可能だったものの、時代の変化に伴うテクノロジーの急速な進歩により、彼らに迫る危険は非常に大きくなってしまった。

出典:https://www.instagram.com/kimkardashian
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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