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writer : ac

【海外発!Breaking News】生きたまま火葬された女性 医師の誤診、夫の陰謀説も(印)

先月25日の午後11時45分、インド北部グレーター・ノイダのシャーダ病院でラッチナ・シソディナさん(Rachna Sisodia、21)が肺感染症により心停止を起こし息を引き取った。遺体は約2時間後に夫のデベッシュ・チャウダリ(23)に引き渡された後、デベッシュと親族らによって車で2時間ほどの火葬場に運ばれ、翌朝8時に火葬された。

しかし薪の上で燃えるラッチナさんを見た兄が「妹はまだ生きているようだ」と指摘したことから、その場は騒然となり火葬は中断された。ラッチナさんの遺体は全体の70%ほどが焼かれた状態で、積み上げられた薪の上から引きずり降ろされた。

警察が呼ばれ、遺体は死後検査に回されたが、ラッチナさんの肺や気管には火葬の際に生存していたことを示す“灰”が入り込んでいることが判明。警察は2日後の27日、ラッチナさんの死因は心停止によるものではなく「生きたまま焼かれたことによるショック死」であることを公表した。

しかしながらラッチナさんの叔父カイラス・シングさんは「デベッシュとその親族11人がラッチナをレイプして殺した。彼女は12月13日から行方が分からなくなっていた」と警察に被害報告書を提出したことから、事件は予想外の展開に。警察は事態を重く見て捜査に乗り出したが、デベッシュら12人はその日を境に一斉に姿をくらまし現在も行方が分かっていない。

町では「叔父カイラスはデベッシュの土地を狙っていた。彼の陰謀では?」「火葬された女性は本当にラッチナさんだったのか?」「医師の誤診が招いた悲劇では?」などの様々な噂が飛び交っているという。警察は事件の詳細を一切明らかにはしておらず、真相は謎のままだ。しかし一番の被害者は生きたまま焼かれた女性であろう。

インドでは先月、野犬に噛まれ死亡したと思われた少年が葬儀の途中で息を吹き返し、人々を驚かせた。自然な蘇生ばかりではない。昨年には「医学の進歩により、人間の蘇生が可能になる時代がくるかもしれない」と、ガンで死亡した14歳の少女が冷凍保存され話題になった。

出典:http://www.hindustantimes.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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