このほどマライア・キャリーが『AP通信』の取材に応じ、バックアップダンサーのブライアン・タナカ氏との関係について嬉しそうにこう話した。

「私はこんな感じ。そう、『自分の私生活につき話すのは、ホント好きじゃないの。」
「だって、昔の私はよくそういう話をしていたじゃない。それでちょっとの間はうまく行ったのよ、当時はね。」
「でも今は、私生活について話すのは気まずくて…。」

そしてその直後、マライアはこうも述べているのだ。

「だってね、私も私の恋人もそういうこと（私生活につき話すこと）は嫌なのよ。」

しかしながらマライアのドキュメンタリーシリーズ『Mariah’s World』ではずいぶん細かい“恋話”まで出てくるのだが、そんなマライアの番組につき、元夫ニック・キャノンはこう話していた。

「俺にはプロデューサーって肩書きもあるから、撮影の裏側も知っているのさ。」
「たとえば、あんなに個人的な会話を（カメラの前で）するワケないし、あんなこと起こるワケがない。俺は、あんな内容はまるで信じていないね。」
「（年下ダンサーとの恋話には）興味もないぜ。まるでストーリーを書き上げたみたいじゃないか。あのとんでもない内容は、マジで昼メロだな。」

確かにマライアも富豪との破局した時には「私の番組で、フラれる私に注目が集まるなんて嫌」「新たな愛を見つけるマライア。そういう流れが良いの！」と希望していたのだそう。タナカ氏については本当に以前から気が合ったというが、テレビでマライアへの複雑な思いを語るタナカ氏の様子が演技だとしたら、本格的な役者への転向も不可能ではなさそうに見える。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）