イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】キアヌ・リーブス ようやく家を手に入れ「安心した。これまではジプシーのような生活だった」

このほどキアヌ・リーブスが「Sanremo Music Festival」のステージに立ち、このように近況を語った。

「僕は何年もの間、ちょっとしたジプシーのような暮らしをしていて…。仕事をしては、LAに帰る。そして家を借りるんです。そんな生活が続いたので、家が欲しくなってしまいました。」
「だから2年間、(家を)探しまくったんです。そして素晴らしい経験をした。ある日ある家に歩いて入ると、こう思ったんです。『ああ、ここだ。ここだよ!』って。それでそこに住むことになり、今もその家で暮らしています。」

そして“自分の家がある”という現実から、キアヌはこれまで感じなかったような気持ちを持つようになったそうだ。

「そうなんです。安全な場所ができたってことですから。休むことのできる場所。考える場所。人をもてなす場所。そういう場所があるのは、素晴らしいことです。」

ちなみにキアヌはとても質素で、「お金や物があっても幸せになれるワケではない」と信じているのだそう。そして可能な限り寄付をするなどし、食事もお腹が空けばサンドイッチを買って簡単に小腹を満たすことが多いと言う。また移動にも地下鉄を利用することが多く、客が多くなればさっと立ちあがり女性を座らせることも。

「お金についていえば、僕が一番考えていないことです。すでに稼いだお金で食べていけますから。」
「十分に稼いだんです。でも僕は人生を楽しみたい。だから口座の開設なんかにストレスを感じず、大金を寄付してシンプルに生きるのです。ホテルにスーツケースを運んで行けばすむ。(大金なんかより)元気でいる方がずっと重要なんです。」

稼いだお金で豪邸をいくつも購入するセレブもいるが、キアヌは物やお金に執着することなく質素に静かに生きてきた。しかしようやく自分の家に住むようになったというキアヌは、やっと定住の地を持つ“安心感”の素晴らしさに気付いたようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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