海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】年間560万円の生活保護を受給するシングルマザー、13人目を妊娠中(英)

英チェシャー州ウォリントンに暮らすシェリル・プルーダムさん(34歳)は、国内で「最も恥知らずな母親」として有名だ。彼女はこれまで12人の子供を持ち、年間4万ポンド(約560万円)もの“生活保護手当(ベネフィット)”を受給している。社会福祉保障が日本よりも手厚い国イギリスでは、生活保護受給者となると児童手当や母子家庭手当、失業手当など多岐にわたり様々な支援・免除を受ける権利を持つことができる。

多額に支払われるその生活保護手当を、シェリルさんは家族の生活費以外に高級車やブランド商品の購入、豊胸手術、子供たちを海外のバケーションに連れて行くなど散財しており、“税金控除者のくせに贅沢をしている”と世間から批判を浴び続けて来た。

シェリルさんはケント州のホームレス施設にいた17歳の時に妊娠し、最初の出産をした。その後2人の男性との間に6人の子供をもうけた。そして2010年、宅配運転手のロバートさんと結婚しさらに6人の子を出産したが昨年、ロバートさんの浮気が原因で別れる結果となった。

ロバートさんと別れた時には、「もう誰とも付き合いたくない。子供は欲しいけど相手はいらないから精子バンクから精子を提供してもらって赤ちゃんを産みたい」と話してメディアで話題になった。奔放な意見を口にするシェリルさんを世間は批判し、シェリルさんへの生活保護受給の打ち切りの署名運動まで行われたほどだ。

ところが当のシェリルさんは、世間の批判などどこ吹く風。「男はいらない」と言っていたにもかかわらず数年来の友人であったリー・ボールさん(29歳)と交際するようになり、現在13人目を妊娠中だ。

リーさんには前のパートナーとの間に幼い娘がいるが、仕事はしていない。また現在2人は一緒には暮らしておらず、シェリルさんは13人目の子供にかかる育児費用も政府からの生活保護に頼るつもりのようだ。

民放のテレビ番組『This Morning』に出演したシェリルさんは、司会者から「もっと支援を必要としている人が世間にはたくさんいるのに、あなたは恥ずかしくないのですか?」とかなり厳しい言葉で追及を受けたが「政府がくれるというのなら私はもらうまで。別に私が手当の額を決めているわけではありません。それに子供たちにはホリデーが必要です。手当で旅行に連れて行くことのどこが悪いんですか」と反論した。

「私がどれだけ子供を持とうと他人には関係ありません。子供たちが成長すれば働くし、税金を支払って国に返してくれるでしょうよ」と悪びれる様子もなく発言するシェリルさんだが、国内の納税者からは「赤ちゃんが好きだからって結局、生活保護に頼っているからそんなこと言えるんだ。保護を止めるべきだ」「税金を支払っている一市民として、こんな母親を援助しているのかと思うと悲しい」「絶対援助額を下げるべき」「シングルマザーって申請すれば受給額が多くなるからパートナーとも一緒に住まないんでしょ、ズルいわ」「こんな女性、避妊手術をするべきだ」といった怒りと呆れの声があがっている。一方で「12人も子持ちの女性と付き合う男も男だね」と仕事もしていないリーさんへの批判の声もあるようだ。

イギリスではシェリルさん以外にも、政府から高額な生活保護手当を受け続ける子だくさんのシングルマザーがいるが、常に批判の対象となっている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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