海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】誘拐され集団性的暴行に抵抗した10歳少女、火をつけられ井戸に捨てられる(印)

バングラデシュにも近いインド東部のジャールカンド州のセレイキラ・カーサワン地区で、10歳の少女が誘拐された上、体に大やけどを負って井戸に捨てられるという事件が発生した。泣き声に通りがかった近隣住民が気づき、井戸の中をのぞいたことから少女は救出されて「タタ・メイン病院」に運ばれたが、容体は深刻である。

少女は警察に、家の外で遊んでいたところ甘いお菓子を手に男たちが近づいてきて誘拐されたと説明。廃屋に連れ込まれると男が7名で少女を裸にし、強姦しようとしたため少女は激しく抵抗して逃走を試みた。しかし、それを捕まえると男たちは少女の体にガソリンを注ぎ、火をつけて枯れた井戸に放り投げたという。誘拐、殺人未遂および強姦未遂の容疑でジャールカンド警察に身柄を拘束されたのは男5名。2名は逃走中だ。犯行を目的によその土地から来たものとみられている。

インドでは以前、バスの中で23歳の女子学生が酒に酔った6名の男たちに衣服を脱がされて次々と性的暴行を受け、バスから外に放り出された後で死亡するという凄惨な事件も起きていた。大人しくさせようと男たちは女子学生を鉄パイプで殴り続けたが、後にその棒を女性器に突き刺さし、腸管を損傷させたことが直接の死因であった。

この事件によりインドでは女性たちによる抗議デモが全土に広がり、国内外の人権擁護団体もそれを強くバックアップした。しかし、長年の慣習として社会的にも認められ、自分たちにとっては非常に都合の良いものである「男尊女卑」の精神をインドの男たちが返上することはなかった。相変わらず女性や少女への精神的・肉体的暴力を止めない男たちに対する女性たちの無念さ、空虚感そして敗北感は大きい。ひとりでも多くの女性人権運動家が立ち上がり、その命や発言がしっかりと護られるよう祈るばかりである。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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