現在12歳のザハラちゃんは、エチオピアで生まれその後ブランジェリーナの養女になった。アンジェリーナを母として愛し育ってきたが、ここにきて産みの母が『The Daily Mail』の取材に応じ、こう語っている。

「娘に知ってほしいんです。私が生きてここにいるとね。娘と話したいのです。」
「娘を取り返したいわけではありません。でも連絡を取り合いたい。そして電話をして話す関係になりたいのです。」
「当然、娘は私よりアンジェリーナさんを母と考えていることでしょう。赤ちゃんの頃からアンジェリーナさんと一緒なんですから。でもだからといって、私が娘を恋しくないわけじゃない。常に娘に会いたいと思ってきました。毎日娘を思い、娘の声を聞き顔を見たいと願ってしまう。誕生日も祝ってやれず、悲しい…。誕生日や特別な日を、娘と一緒に祝いたいのです。」

しかし裕福なブランジェリーナに引き取られたザハラちゃんにつき、実母は「自分にはあのような生活はさせてやれない」とコメント。それでもアンジェリーナの協力を得て娘に連絡したいという実母は、こうも話した。

「人はいずれ死んでしまう。だから私は死ぬ前に娘に自分を知って欲しいのです。そしてここエチオピアに家族がいることも。アンジェリーナさんにお願いしたいのです。娘と話をさせて欲しい。これは無茶な要求ではないと思っています。」

現在ブラッド・ピットとの離婚に向け協議中のアンジェリーナにとって、6人の子供達は唯一信用できる心の支えだ。そんな中ザハラちゃんの実母が「娘と話したい」「家族はここにいる」と話していることを、アンジェリーナはどれほど複雑な思いでいるのか。日に日に痩せ細るアンジェリーナが、またしても大きな決断を迫られている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）