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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】中国人悲鳴「現金を引き出せない!!」 世界有数カジノ株、大暴落のワケ

世界の名だたるカジノ、そしてカジノ系リゾートホテルの経営は今、とにかく“爆打ち”とも呼ぶべき中国人の大散財にかかっている。彼らのミニマムベット(掛け金の最低額)は3万円から10万円が普通であるからだ。そんな中、「ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)」、「ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)」、「メルコ・クラウン・エンターテイメント(Melco Crown Entertainment)」などラスベガスやマカオで大型カジノの運営にあたってきた企業が、8日のたった一日でいずれも株価を10%以上も下落させてしまった。

その原因は、中国人のサイフのふくらみを大きく左右するATMの現金引き落とし限度額の調整。海外で遊ぶ中国本土の人々は主に中国銀聯(ユニオンペイ)のクレジットカードを使用すると言われているが、最近マカオでATMから合計100億パタカ(約1,430億円)もの額がたった1か月の間に引き出されたことを受け、いくつかの銀行が一日あたりのATM引き落とし限度額を一人につき約14万円から約7万円へと下げることを検討。この土曜日にそれが施行となると『南華早報(South China Morning Post)』も報じている。

これを受けて中国人カジノファンや投資家にマイナスの心理が働くことを懸念するのは当然のこと。イケイケ一点張りで来たカジノ産業に久しぶりに後ろ向きな話題が登場したようだ。ちなみに日本でもカジノ解禁となれば、ATMから引き出した分厚い札束を握りしめた多くの中国人がハイローラーとしてテーブルにつくことになるであろう。ラスベガスやマカオといった本場で存分に仕込まれているだけに、相当なツワモノと覚悟しておく必要がありそうだ。

出典:http://www.investors.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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