エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】爆問・太田、上沼恵美子の漫才は“革命的”だったと称賛 カミナリへの最低点にも理解示す

太田光は「カミナリ、残念でしたね」、田中裕二は「面白かったけどね」と2人とも寂しそうだった。『M-1グランプリ2016』の決勝大会に進んだカミナリは、爆笑問題や伊集院光、三村マサカズ(さまぁ~ず)らが気に入っており上位に食い込めるコンビだと期待していたのだ。だが蓋を開けてみると、9組中スリムクラブと同点の7位。その先の最終決戦に残ることはできなかった。特に審査員の上沼恵美子からは、今回の決勝大会で最低となる81点と厳しい点数が付けられたのだ。

12月6日深夜放送のラジオ番組『JUNK 爆笑問題カーボーイ』でも、この上沼の採点が話題になった。カミナリはかなり激しい“どつき漫才”が売りものである。「なんとなくね、上沼さん、年齢的にもそうだし…」と彼らのどつき漫才が不快だと思ったのではないかと2人は推測する。だが太田は、「そう思う人がいるって、わかっただけでも(カミナリにとっては)勉強だよね」とポジティブに捉えていた。

上沼恵美子は伝説の姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」の海原千里として1970年代に大活躍した。彼女たちは漫才史上“革命的”な存在であり、絶対に“どつく”ようなことはせず、喋り一本で勝負してきたと太田は評する。すると田中が「今の若い人は、上沼が漫才師だったことを知らない人もいるだろうけど」と笑っていた。確かに彼女が決勝の審査員席に座っていることを、好ましく思っていない声がネット上にあったのはそれが理由なのかもしれない。

12月9日に行われる『爆笑問題withタイタンシネマライブ』には、カミナリがゲスト出演する。爆笑問題の2人は『M-1グランプリ』を終えた彼らと会うことを、楽しみにしているようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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