エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】門脇麦“引きこもりオタク女子”で本領発揮か? 高校時代は「何の希望もなかった」

門脇麦は2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』でデビューすると数々の作品で女優としての力を伸ばしていった。またエーザイ『チョコラBB Feチャージ』や東京ガス『ガスの仮面 MASK OF GAS』などCMでも注目を集めた。『ガスの仮面』シリーズではバレリーナ役を演じており、子どもの頃から12年間続けたクラシックバレエを活かすことができた。ただ、中学2年生の時に「素養がないと難しい」とバレエを続けることを断念したという。

11月15日放送のバラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)にその門脇麦がゲスト出演した時のことだ。トレンディエンジェルの斎藤司が高校時代に「クラスメイトとほとんど会話したことがない」とカミングアウトしたところ、共演者が驚くなか門脇だけは共感してうなずいていた。彼女も高校生の頃は「人のことを斜めからしか見ることができず、友達を友達と思えなかった」と明かす。斎藤は休み時間に机で寝たふりをして過ごしたが、門脇は「1人だと目立つ」のでそれなりにグループに入って行動していたという。それでも文化祭や修学旅行などの学校行事が嫌だった。合唱祭のリーダー決めが長くなりそうだった時は、早く帰りたい一心で引き受けたこともある。

「自分にも友達にも何の希望も持っていなかった」という彼女は中学でバレエに挫折した時の気持ちを引きずっていたのかもしれない。主演映画『世界は今日から君のもの』では高校時代から5年間引きこもり続けるオタク女子・小沼真実を演じる。

現実逃避をして過ごした故に人と接するのが苦手な設定は、門脇の高校生時代を思わせる。映画『愛の渦』(2014年)で「地味でまじめそうな容姿ながら、誰よりも性欲が強い女子大生」というヒロイン役を演じ、一糸まとわぬ姿で濡れ場に挑戦するなど様々な役柄で力をつけてきた。その彼女が、過去の自分を見るような“引きこもりオタク女子”の設定でどのような演技をするのか興味深い。

プライベートでは俳優とのデート現場がスクープされたこともある門脇麦。現在オンエアされている『眼鏡市場』CMのメイキング動画では共演する窪田正孝と楽しそうにトークしており、今では人と接することが好きになったようだ。もしかするとあの“高校生時代”を思い出すのには時間がかかるかもしれない。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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