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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】CNN美人アンカー泣きながら「やめて!」 コメンテーターが黒人蔑称を連呼

米CNNが22日に生放送した『Newsroom』で、アンカーのブルック・ボールドウィンさんを激怒させ涙顔にさせてしまったのは、ジャーナリストで昨年出版され多くの賞を受賞した『The Cost of Courage』の著者であるチャールズ・カイザー氏。ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利に不満を抱く一人で、トランプ支持派の政治評論家パリス・デナード氏と丁々発止を繰り広げる予定であった。

ところが米国内の差別意識や白人優位主義「alt-right(オルタナ右翼)」という話題になると、カイザー氏はトランプ氏が首席戦略官兼上級顧問に任命したスティーヴン・バノン氏を強く批判。黒人を蔑視する言葉“Nigger”をバノン氏が以前使用していたとして、その発言を何度か引用してみせた。その後カイザー氏は“Nigger”という言葉を使うような人を任命するなんて…と結んでいる。黒人であるパリス・デナード氏がトランプ氏を褒め称えていることも気に食わなかったのであろう。ブルックさんはカイザー氏のNワードに思い切り顔をしかめ、それが繰り返されるとついにカイザー氏の発言を遮った。

「もう完全にダメ、終わりです。チャールズ・カイザーさん、あなたのことは尊敬していました。ゲストコメンテーターとして素晴らしいご意見も頂きました。でも私の番組で誰かがNワードを使うなんて、はぁ…(ため息)。そんなこと私はとても容認できない、耐えられないのです。それにスティーヴン・バノン氏がNワードを使用したなんて話は聞いたことがありませんよ。ここでちょっと休憩にしましょう。」

カイザー氏は番組終了後、ワシントン・ポスト電子版の記者エリック・ウェンプル氏に「あの放送ではバノン氏がNワードを使用したと発言したが、あれは次期司法長官のジェフ・セッションズ氏が…の間違いだった」と詫び、セッションズ氏とバノン氏を混同していたことについても謝罪したもようだ。カイザー氏は「すみません。もう一度チャンスがあるなら、もうあの言葉を使うことはないでしょう。しかし私が引用した言葉は、実際にトランプ氏が任命した人々が使った言葉だということは分かってほしい」と述べている。

ジェフ・セッションズ氏は、トランプ氏が18日に次期司法長官に指名した不法移民対策に尽力すると謳う共和党上院議員。トランプ氏が女性の股間を手づかみするなど簡単なことだなどと豪語していた事実が明らかになると、弁護士でありながらそれを擁護するなど完全にイエスマンの状態である。過去には白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に理解を示してひんしゅくを買い、黒人公民権運動家を目の敵にしたこともあり、「労働賃金を上げるためにも移民の数を減らす」「イスラム教徒の入国禁止」「メキシコとの国境に巨大な壁を建設」というトランプ氏の主張に強く賛同している。

またスティーヴン・バノン氏は海軍上がりで元証券マン。さらに白人寄りの内容で知られる『ブライトバート・ニュース』の会長でもある。トランプ氏はヒラリー・クリントン氏に勝つための政治と戦略をバノン氏から学んだと絶賛しており、彼の選挙対策本部CEOを経て首席戦略官に抜擢された。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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