羨ましさとイタズラ心たっぷりな悪友たちが、挙式直前の花婿にとんだ“ドッキリ”をしかけた。まずは火の気を伴って数名が襲い掛かり、花婿があたふたしたところで待ち構えていた別の数名が登場。抱えていた消火器の安全弁を外すと花婿の全身には真っ白な消火剤が激しく吹き付けられた。

煙のようにモクモクと立ち込めている白い粉の中からやがて花婿の姿が確認されたが、彼は脱力し、すでに息も絶えだえ、声も出せずに窒息死の寸前であった。これには悪友も救急車の出動を要請し、すでに挙式会場入りしていた花嫁を呼びに行った。「大丈夫？　しっかりして」と花婿の体をゆすり、「なぜにこんなバカなことをしたの」と悪友たちを激しく非難する花嫁は完全にパニック状態だ。

会場では結婚式の準備が着々と進んでいたが花婿はまずは病院へ。処置を受けて呼吸が回復し、なんとか挙式は執り行われたそうだ。こちらは『People’s Daily, China』さんがYouTubeに“Wedding horseplay kills! Bridegroom almost died after guests spray dry powder extinguisher at him”というタイトルで投稿した動画である。日本の消火器においては基本的に無害な薬剤が使用されているが、誤って相当量を吸いこめば肺炎や窒息を引き起こすこともあるとのこと。このような悪ふざけは言語道断である。

出典：https://www.youtube.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）