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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】高校の教頭 不法移民の女子生徒に「黙認する代わりに」性的関係を強要(米)

ニューヨーク州ブルックリン地方検事局がこのほど、同区で第三級性的暴行事件の容疑者として起訴されていたウィリアム・ アブレウ(47)という男の裁判について、陪審裁判で有罪の評決が下ったことを明らかにした。 アブレウは教頭として務めた「Progress High School for Professional Careers」という職業専門高校において、2009年の夏休み期間中であった6月17日から7月31日までの複数回にわたり、不法移民家庭の子である女子生徒を性的に暴行していたという。

学校が主催していたサマースクールの手伝いをしていた当時17歳のその女子生徒について、在留資格がないまま不法に暮らしているという彼女の家庭事情を知って アブレウはアプローチを始めた。やがて「黙認する代わりに私と寝なさい。さもないと入国管理当局に連絡する」と性的関係を強要。しかし不法移民は非力というアブレウの思惑ははずれ、彼女は卒業を待って然るべき機関に彼の性的暴行を訴え出ており、ニューヨーク市教育局は2013年11月に アブレウを懲戒免職にしている。

不法移民の家庭の子が紛れ込んでいることが多々あるニューヨーク市の学校。さらに、そうした女子生徒に同じようなことを繰り返していた可能性があるアブレウ。この事件にはブルックリン地方検事局とともにニューヨーク市の特別調査委員会も介入している。判決はブルックリン最高裁判所で2016年11月29日に言い渡されるが、最高で懲役4年の実刑判決が下されるとみられている。

出典:http://www.nydailynews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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