海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】開通わずか2週間で閉鎖 世界最長ガラス張りの橋、本日やっと再開(中国)

高さ地上300メートル、幅6メートル、そしてガラス板99枚が敷かれた橋の全長は約430メートル。高所恐怖症の人は絶対に無理で、大丈夫という人ですら渡る途中にはイヤな汗が噴き出るかめまいを覚えるか、そのいずれかであろうというのが中国・湖南省にある「張家界国家森林公園(Zhangjiajie National Forest Park)」の2つの山に渡された巨大な吊り橋である。

しかし「1日最大で8,000人まで乗せることができる」と謳っていたこの橋に連日1万人を超す人々が訪れ、橋は開通間もない今月上旬に突然の閉鎖を決定。それが目的で夏休みに張家界を訪れた多くの人が悔し涙を飲んだという。管理事務局からは、気になるヒビ割れなどは発生していないが内部システムの改良が必要だと説明された。日本円にして2,100円ほどという通行料金を徴収するだけに、より大勢の人に渡ってもらう方が得策なのだ。

その橋が本日30日にやっと再開されたことを『新華網(xinhuanet.com)』が伝えている。10月の連休には料金所が再びごった返しそうだといい、管理事務局は今後のおすすめとして「公式ウェブサイトを通じて通行料金を支払い、購入したIDカードを当日橋の入り口に設けられた専用の機械にスワイプしてご通行ください」と提案している。ほかには最新の監視カメラの設置や無料シャトルバスのサービスが加わったという。

ただし様々な危険を回避するため財布と携帯電話以外の所持品はロッカーへ。自撮り棒の持ち込みなどもってのほかで、細いハイヒールを履いた女性もお断りだそうだ。ユネスコの世界遺産にも登録されているこのあたりのパノラミックな景色は、有名ハリウッド映画『アバター』に多大なるインスピレーションを与えたと言われている。

出典:http://shanghaiist.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

1 2