9月28日（水）放送の『バイキング』（フジテレビ系）の後半で、この日から始まった東京都議会の冒頭で小池百合子都知事が行った所信表明を時間の限り中継した。その間も坂上忍ら番組出演者がワイプで映ったが、皆の聞き入るような表情が印象的だった。

坂上は小池知事が元キャスターだけにやはり伝え方が上手いと感心しており、従来ならば原稿を読むだけに終始しがちなところを「伝える意志を感じるし、豊洲の問題についても都民・国民が持つ素朴な疑問を代わりに言ってくれているようで好印象ですよ」と感心していた。

梅沢富美男やピーターからも「お話をしていてリズムが良いので耳に入ってくる」「耳ざわりが良い言葉」といった感想が聞かれ、小池都知事の表現力は俳優陣も高く評価している。それは演説だけでなく都知事として活動する上で必要であり大きな力となるだろう。

『バイキング』から中継を引き継いだ『直撃LIVE グッディ！』のMC・安藤優子が“もったいない”を取り入れるなど、小池知事の言葉に込める「発信力がある」と分析すれば、高橋克実は知事が終盤に東京市第7代市長を務めた後藤新平氏の功績を振り返り、彼の残した自治三訣「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、その報いを求めぬよう」を訴えたことで最後まで話に引き込まれたという。

坂上忍は都議会の議場が「水を打ったようで新鮮だった」と驚いていた。議員の誰しも小池知事が何を話すのか大きな関心があったのはもちろんだが、彼女の「伝える意志」があればこそ約40分に及ぶ所信表明演説に集中できたのではないか。

出典：https://www.instagram.com/yuriko.koike
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）