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writer : maki

【エンタがビタミン♪】上野樹里、アミューズ移籍は“モデル事務所ごと吸収合併”の伝説に言及

9月24日放送の『王様のブランチ』(TBS系)で“買い物の達人”に出演した上野樹里。新婚ほやほやだけに夫との2ショットを入れるフォトフレームを買い求めるなど幸せそうな空気を醸し出していた。そんな彼女の生い立ちを振り返るコーナーでは、生まれ育った兵庫県で子どもの頃から活発に過ごしたという。小学生時代にはクラスで休み時間に「皆でドッジボール行こうよ!」と声をかけるリーダー的存在で、女子が男子にいじめられていると盾になって守る役回りだった。

中学生時代には陸上部で汗を流し「脚は筋肉ムキムキで日焼けした」彼女、初めてモデルのオーディションを受けた時には「違う世界に来た」と感じたそうだ。そのオーディションには落ちたが、見に来ていた事務所の人の目にとまり連絡をくれた。モデルの仕事ではなく「15秒の世界、1分のCM、ドラマ、映画」とオーディションを受けながら仕事を得て学ぶ日々が続いた。そんな時にオーディションで主役を手にしたのが映画『スウィングガールズ』だった。しかも同時期に朝ドラ『てるてる家族』のオーディションも受けてキャストに選ばれている。

進行役の鈴木あきえから2004年にモデル事務所からアミューズに移籍した際に“事務所ごと吸収合併”した件を確認すると、上野は「はい」と答えた。当時の彼女は『スウィングガールズ』と『てるてる家族』を掛け持ちする活躍ぶりだったがある日、『てるてる家族』で共演していたアミューズ所属の俳優・岸谷五朗から「この半年間、君の演技を見てきて、アミューズはいつでもウエルカムな状況だから」と言われたのがきっかけだ。上野が所属するモデル事務所の社長がアミューズの会長に会って話したところ「君もアミューズに来なさい!」という流れになった。

上野樹里が移籍するために“吸収合併”という形でアミューズにモデル部門が誕生し、現在のアミューズWILL事業部となる。同事業部では主にローティーンからティーンエイジャーのタレントの発掘を進めており、上野がアミューズに移籍しなかったら後のスターも生まれなかったかもしれない。

10月8日公開となる映画『お父さんと伊藤さん』では主人公・彩役を務める上野樹里。20歳年上の彼氏・伊藤さん役のリリー・フランキーとお父さん役の藤竜也を相手に3人が同居生活を送るという難しい役どころである。これまでの女優人生を「本当にラッキー、周りに恵まれているので、その分私も頑張っていかないといけないと思う」と振り返る上野樹里が、どのような演技を見せてくれるか注目だ。

出典:https://www.instagram.com/_juri_art_
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

映画『お父さんと伊藤さん』で共演する上野樹里と藤竜也(出典:https://www.instagram.com/_juri_art_)

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