エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】草なぎ剛が“イケメン登山部”で選んだ2曲 「困難や逆境があっても、めげずに一歩一歩ススメ!」

バラエティ番組『SMAP×SMAP』の特別編『草なぎ剛のイケメン登山部』で若手俳優らと八ヶ岳登山に挑んだ草なぎが、自らや部員たちを元気づけようと選んだ2曲が流れた。その歌詞を改めて噛みしめるとSMAPメンバーに向けられているようで、かつて草なぎと中居正広や木村拓哉が富士山登頂した頃が重なるとなお感慨深い。

9月12日に放送された『SMAP×SMAP PRESENTS草なぎ剛のイケメン登山部』(フジテレビ系)では世界的アルピニスト・野口健さんを顧問に迎え、草なぎ剛を部長に山本裕典、竜星涼、竹内涼真の5人で八ヶ岳登山を行った。草なぎは『SMAP×SMAP』の企画で1998年に中居正広、1999年に木村拓哉と富士山登頂、2003年には槍ヶ岳登頂を果たしている。対して他の部員3人は登山初体験だ。

野口さん言うところの「森歩き」をようやく終え、岩場を歩いてアタックする段階で少しへばってきた。登山の辛さを実感した竜星から「スマスマって大変ですねっ」と言われて草なぎが「大変なんだよっ、もうこれで4回目だ」と答えると部員らが「すげ~っ」と感心していた。だが、その草なぎは42歳で他の若手俳優3人は20代である。「みんなと10歳とか違うわけ! ふざけんなっての!!」とキャリア疲れをアピールする場面もあった。

言いたいことを吐き出した草なぎは「すみませんでした。行きましょう」と気を取り直し、「負けるな、負けるな」と再び歩き出す。「先を見るな。一歩一歩、それが未来につながるんだよ」「ゆっくりと一歩、人生と同じ。先を見たらダメだ。つまずいてもそこからやり直せる」そう口にする彼の頭のなかでは『この瞬間、きっと夢じゃない』が流れていた。草なぎは前日のホテルで「登山で聴きたい曲」としてSMAPのこの曲を挙げ「たまに聴く時がある」「照れくさい話だけど、元気になるんだよね、それが好き」「勇気をもらうというか、前に一歩踏み出す力をくれる曲」だと話していた。

東天狗岳に登頂してホッとしたのも束の間、野口さんからさらに縦走して硫黄岳を目指すことが告げられる。部員たちのテンションが下がった時に聴かせようと、草なぎ部長が用意していた1曲がポータブルスピーカーで流し出した。「これね、僕が選んだ曲。SMAPの曲。10年ぐらい前にコンサートで歌った『ススメ!』って歌」と説明すると皆「いいね~」と元気づく。草なぎは「いろんな困難や逆境があっても、めげずに一歩一歩ススメ!という曲からパワーとか力をもらえますね」と選曲の理由を語った。

硫黄岳も近づいたところで、それぞれ「今、一番やりたいこと」を叫ぶこととなった。とはいえ、やはり俳優陣は出演する映画や舞台の宣伝を大声で伝える。「じゃ、僕も」と草なぎは「日曜夜7時! 『SMAP POWER SPLASH』香取くんとラジオやってます!」と告知してさらに主演映画『山のあなた 徳市の恋』のDVDについても宣伝していた。このタイミングで声を大にするのだから、草なぎ剛もパーソナリティとしてbayfmのラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』を継続する気満々である。

今回の放送をSMAPメンバーが見ていたら草なぎ剛が選んだ『この瞬間、きっと夢じゃない』と『ススメ!』を彼と同じ思いで聴いたのではないか。解散した後はメンバーひとりひとりが、SMAPの楽曲にパワーをもらってそれぞれの道を進むことになりそうだ。

出典:https://twitter.com/kantele
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)