海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ニカブを着用したムスリム女性の入店を拒否 パブのオーナーに賛否の嵐(独)

今月9日、ドイツ・ビーレフェルトで「光の祭典」のオープニングが催され、同地に店を構えるシークラグ(Seekrug)というパブも多くの人で賑わっていたという。そんな中、目以外をベールで覆った女性にパブのオーナーであるクリスチャン・シュルツさんが入店を拒否したことについて、ネット上で「差別だ」という批判が相次いだ。

しかし地元紙『ヴェストファーレン=ブラット』によると、オーナーは「多くの人が不安を抱えないためにも、女性にニカブの着用を止めてもらうように頼んだだけであり、自分は差別をしたのではない」と主張している。

このムスリム女性は、オーナーに「生地アレルギーなのね。私は(ニカブを)外さないわ。これは私のイスラム教への忠誠の意味でもあるから」と伝えたという。一方でオーナーは、店から出て行くように告げたのは「女性が侮辱的な返答をしたからだ」と話している。

過去には、ナチス派の衣装を着てパブに来店した客に店から出て行くように言ったこともあるというこのオーナーに対しては、当初はFacebookで「差別的だ」という批判が殺到したが、現在はその姿勢を支持するメッセージが多く寄せられているという。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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