ゲームアプリ「ポケモンGO」にのめり込み過ぎている人々なのであろう。イギリスで1匹の犬が“ピカチュウ”風に変身させられ、その様子を捉えた動画を別の人物が公開した。当然ながら大ヒンシュクを買っているもようだ。

「あの人たち、飼い犬をピカチュウに変身させちゃったんだぜ！」

こんなキャプションを添え、この世に存在するはずのない真っ黄色の毛をした犬の動画をFacebookやTwitterにて公開したのは、英チェスター大卒で現在はイースト・サセックス州のブライトンに暮らしているElihudi Justin Urassaさんという男性。黄色を基本に茶色の帯状の線、頬に真っ赤な丸という姿は“ピカチュウ”以外のなにものでもないだろう。

「あの人たち」とは誰のことかは不明だが、その犬の大変身にElihudiさん自身は賛成しており、動画には「可愛い～！」といったコメントも多数寄せられている。しかしそうした染料がどれほど有害で、犬の皮膚や嗅覚を刺激していることかは想像に難くないとして、愛犬家や動物愛護団体の間では「あまりにも愚かで残酷な行為」と批判の嵐が起きている。

ペットの毛をお気に入りの色に染めてみたいと考える飼い主は以前から一部で存在した。そこで“ペット・フレンドリー（ペットにもやさしい）”と謳われた安全な染料も開発されているとのこと。せめてこの犬にもそうした染料が使用されていたことを願うばかりである。

出典：http://mashable.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）