AKB48加藤玲奈が立候補メンバーから独断で選抜メンバーを選ぶ“れなっち総選挙”が今年も行われた。彼女が昨年、『トークアプリ 755』で多数の立候補者から推しメンを16人選んだところ、秋元康が「れなっち選抜の楽曲を作ろう」と『マドンナの選択』が実現、AKB48のシングルにカップリングされた。今回は昨年1位のHKT48・田中菜津美が大幅にランクを落とす波乱もあったが、選抜入りしたメンバーはやる気満々だ。

今年はライブ配信サービス『SHOWROOM』を使って行われた“れなっち総選挙”。8月15日から26日まで立候補メンバーがアピールして、28日の夜に加藤玲奈から16位より結果発表があった。昨年の結果と見比べてみよう。

■第2回れなっち総選挙（2016年8月28日）

1位　小栗有以（AKB48 チーム8）
2位　市川美織（NMB48チームBII）
3位　田野優花（AKB48 チームK）
4位　向井地美音（AKB48 チームK）
5位　松岡はな（HKT48 チームTII）
6位　佐藤すみれ（SKE48 チームE）
7位　長久玲奈（AKB48 チーム8）
8位　茂木忍（AKB48 チームK）
9位　小嶋菜月（AKB48 チームA）
10位　木崎ゆりあ（AKB48 チームB）
11位　山口真帆（NGT48 チームNIII）
12位　大島涼花（AKB48 チームB）
13位　高木由麻奈（SKE48 チームKII）
14位　岡田彩花（AKB48 チーム4）
15位　中井りか(NGT48 チームNIII）
16位　田中菜津美（HKT48 チームH）

■第1回れなっち総選挙（2015年6月15日）

1位　田中菜津美（HKT48 チームH）
2位　田野優花（AKB48 チームK）
3位　大島涼花（AKB48 チームB）
4位　山本彩（NMB48 チームN/AKB48チームK）
5位　島崎遥香（AKB48 チームA）
6位　加藤玲奈（AKB48 チームB）
7位　佐藤七海（AKB48 チーム8）
8位　向井地美音（AKB48 チームK）
9位　佐藤すみれ（SKE48 チームE）
10位　前田亜美（AKB48 チームA）
11位　松岡菜摘（HKT48 チームH）
12位　白間美瑠（NMB48 チームM）
13位　入山杏奈（AKB48 チームA）
14位　神志那結衣（HKT48 チームH）
15位　村重杏奈（HKT48 チームKIV）
16位　茂木忍（AKB48 チームK）

前回1位だった田中菜津美は『田中菜津美　Google＋』で「去年1位だったので、最上位から16位にドーンって下がってるけど、なんだかおいしい気持ち。笑」とコメントして、なにより企画が盛り上がったことを喜んでいた。

田中が「そして、ゆいゆい1位おめでとう。写真集と楽曲とても楽しみです」というように選抜メンバーは秋元康より楽曲提供と、徳間書店より写真集の発売が約束されている。1位となったチーム8の小栗有以はその楽曲でセンターを務めることとなる。

また、今回初めてランクインして2位に選ばれたNMB48の市川美織は『市川美織（miorin_lemon212）ツイッター』で「ほんとにほんとに嬉しいです」と涙する絵文字で表現しつつ「おっぱいも無いし若くも無いけどれなちゃんに選んで頂いたからにはがんばります！　最後のチャンスと思って臨んでよかった」とつぶやいた。現在22歳のみおりんだけにこのメンバーで2位は喜びもひとしおだろう。

主催した加藤玲奈は8月24日に『トークアプリ 755　加藤玲奈（AKB48）のトーク』で次のような気持ちを明かしていた。

「私が勝手に初めた企画。いろんな反響があるし、もちろん、楽しみって言ってくれる人がいる反面、なにこの企画。って言ってる人だっています」「私が言える立場ではないですがAKBにはたくさん可愛い子がいるし、まだ見つかってない子だっています。その子たちがshowroomをやったり、れなっち総選挙に選ばれたりで光が当たればいいなって」「れなっち総選挙今年も盛り上げたいです。」

AKB48の主要メンバーに比べるとどうしても知名度は低いものの、第1回れなっち総選挙の選抜メンバーによる『マドンナの選択』はパフォーマンスもミュージックビデオもかなりレベルが高い仕上がりだった。AKB48グループの新たな魅力を追求する上でも“れなっち総選挙”のようにこれまでと別の角度からメンバーにチャンスを与えることは必要かもしれない。

出典：https://twitter.com/miorin_lemon212
出典：https://twitter.com/katorena_710
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）