映画『ブラック・スワン』など数々の大ヒット作品に主演し人気を博している女優ナタリー・ポートマン（35）は、夫の仕事の都合でフランスに移住。そこで子供を育てていたナタリーは今年念願の帰国を果たし、どうにも馴染めなかったフランス独特の“冷たい雰囲気”を振り返った。

今年、仏パリからロサンゼルスに移ったナタリー・ポートマンがテレビ番組『ジミー・キンメル・ライブ！』に出演し、番組ホストにこう語った。

「みんな、ここではニコニコとよく微笑んでくれる。それってすごく素敵なこと。フランスの人はとても冷たい感じがするの。」
「ここに来て、とても驚いたの。だってエレベーターに乗ったら、（知らぬ人との）会話が始まったんだから。子供に微笑みかけてくれた人もいたわ。」

ナタリー曰く、フランスにはとても馴染みがたい“しきたり”があるのだという。友人に教わったというあるルールにつき、ナタリーはこう話している。

「そう、礼儀や振る舞い方に関するルールが多くって…。たとえばある場所に行くでしょ。そういう場合、まずは『ボンジュール』と言うの。他に何かを話すまで、2秒の間を置かなくちゃ駄目。この礼儀作法を破ると、超無礼者だと思われる。そして相手にも無礼な態度をとられてしまうわけ。」

これにファンからは「外国で一般人扱いをされて腹が立っただけではないか」「挨拶をするのは当然だろう」といった批判も飛び出しているが、馴染んだ国にようやく戻ってきたナタリーは、人々の温かく友好的な対応が嬉しくてたまらない様子だ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）