海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】深海約900メートルで撮影された紫色のイカの目力がすごい!(米)<動画あり>

カリフォルニア沖、水深2,950フィート(約900メートル)の深海で、科学者により撮影された紫色のイカ。一見タコにも見えるそのユニークな姿がYouTubeにアップされ話題を呼んでいる。

米『ABC News』で放映され、今月17日にYouTubeにアップされた紫色のイカ。なんともキュートなその姿に様々なコメントが寄せられている。

「これは偽者だね。まるで人形のようじゃないか。」
「いや。エイリアンだよ。」

信憑性を疑う声もあれば、以下のように真剣に分析するユーザーもいたようだ。

「イカじゃなくてタコだよ。イカには目がひとつしかないはずだし、8本の腕のほかに2本の触腕があるはずさ。」
「イカの中にもタコに似た種がいるんだよ。きっとコウモリダコ(vampire squid)じゃあないかな。」
「いや、コウイカ(cuttlefish)だよ。」

映像は深海を調査する探査船「ノーチラス(Nautilus)」の科学者が、遠隔操作型潜水艦を使って実際に撮影したもの。『grindtv.com』によると、この生物は「ロシア・パシフィカ(Rossia pacifica)」、別名はずんぐりしたイカという意味を持つ「スタビー・スクイッド(stubby squid)」であるようだ。

タコとイカを掛け合わせたような生物だが、正確にはコウイカに近いのだとか。日本からアメリカの南カリフォルニアまでの北太平洋に生息し、海底から目だけを出してエビや小さな魚を捕らえ食べるそうだ。水深300メートルあたりで確認されるが、夏になると卵を産むためより深い海底に移動する。これまでに水深1300メートル付近でも発見されているそうだ。

『ABC News』のキャスターは「あの目力がすごい。深海で突然光を当てられて、目を丸くしているようだよ。シュレックに出てくる長靴をはいた猫(Puss in Boots)の瞳を思い出すね」とコメント。そのキュートな目と愛くるしい姿は本当にかわいらしい。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)