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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】周囲の乗客にツバを吐く2歳男児、空港警察へ 躾けの悪さにCA激怒(英)

「大目にみてやろう」という精神から幼児の悪態にも人々が優しい顔を見せてくれるのは、実は日本や中国くらいかもしれない。このほどヨーロッパのある航空会社は、フライトにおいて他の乗客に不快な思いをさせた2歳児と家族について、警察への身柄引き渡しを決断した。

問題が最初に起きたのは先月29日の夕方6時半すぎ、スペイン・バルセロナの空港であった。英リバプールに向かうアイルランドの格安航空会社「ライアンエアー」のフライトを父母と子供3名という家族が利用したが、その2歳男児が搭乗の際から周囲に対してツバを吐くなど非常に態度が悪かった。フライト中にその苦情を受けた客室乗務員が注意しようとしたところ、20代後半とみられる母親までが悪態をついたことから、コックピットを通じてリバプールの空港警察に通報がなされたのである。

旅客機は8時20分ごろにリバプール・ジョン・レノン空港に着陸。機内に乗り込んだ空港警察の職員により一家の身柄はマージーサイド州警察に引き渡されたが、ほかの乗客は座席を離れないよう命じられたため全員の降機には予定外の時間を要したという。厳重注意を受けるも逮捕だけは免れたそのファミリー。しかしこうしたトラブルがあった客に対し、航空会社がブラックリストに載せて以後の搭乗を拒むことは多い。また乳児が泣くことはともかく、年齢相応に期待される最低のマナーを躾けられていない幼い子と一緒の長旅を、他の乗客が「迷惑だ」と口にすることは欧米では決して珍しいことではない。

出典:http://www.liverpoolecho.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)