エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】浜崎あゆみとGACKTが“セット売り”状態? “姫”と“王子”の深くて複雑すぎる絆

『Mステ』に登場して圧巻のパフォーマンスを見せつけた浜崎あゆみ、番組を終えるとその足でニコニコ生放送によるGACKTとの対談企画へ急いだ。『Mステ』とはまた違った表情が見られ、あゆのファンにとっては最高の夜となった。とはいえ、最近なにかとGACKTとの共演をアピールし続ける浜崎あゆみ。十年来の親交がそうさせるのか? はたまた、もはや“浜崎あゆみ”というブランドだけでは、話題を集めることに限界が訪れているのか? 

浜崎あゆみが7月29日放送の『ミュージックステーション』に出演、タモリとのトークタイムでは日本の自宅にいるワンちゃんたちを紹介した。多い時は9匹飼っていたそうで「ちょっとしたペットショップじゃない!」とこれにはタモリも仰天していた。今は5匹いて自ら散歩に連れて行くという。また、自宅の屋上にある豪華な露天風呂のショットを公開、珍しく雪が積もって「嬉しくなっちゃって撮った」1枚である。ステージは神輿や獅子舞によるアジアンテイストな演出で新曲『FLOWER』を熱演、ダンサーたちの黒を基調としたカラーに彼女のケイタ・マルヤマによる衣装が映えて印象的だった。

さらに同日の夜はニコニコ生放送の『OH!! MY!! GACKT!!』で22:00~23:00まで“浜崎あゆみ × GACKT 夢の対談生放送”が配信された。あゆは生放送を終えて『ayumi hamasaki(ayu_19980408)ツイッター』で「やっぱり王子は変わらず王子のままだったね。リアルは私にとって永遠だよ」とつぶやいているように、本番ではGACKTについて照明が当たらずとも光って見える「女子が憧れる典型的な王子」だと絶賛している。またGACKTから『Mステ』のひな壇では無表情なアーティストが多いなか「あゆはすっごい笑顔で笑うので可愛いと思った」と明かされて照れていた。

ニコ生対談を終えたあゆ(出典:https://twitter.com/ayu_19980408)

気心の知れた2人だけにそのような砕けたトークが続き、ついにはGACKTが『堂本兄弟』に出演した際に居眠りしたというエピソードまで飛び出した。「ライトが暖かったんだ」と言い訳するGACKT。(KinKi Kidsの)2人が前でしゃべってるから自分には話は振られないだろうと安心してうなずいているうちに寝落ちしてしまったと認めた。その場面が流されると、堂本光一の斜め後ろに座っていた彼が居眠り特有の体がビクッとなる瞬間まで映った。GACKTは「でも、気づいていないと思うよ」というがKinKi Kidsのリアクションから考えてそれはないだろう。

最近なかなか”本業”での活躍ぶりがさみしいGACKTと浜崎あゆみ。10年来の友人関係のふたりが、お互いを褒め称える姿はほほえましい一方で、最近ではまるで”セット売り”の戦略か? と思わせる演出も少なくない。先日の浜崎あゆみの全国ツアーにGACKTやトレンディエンジェルが登場して話題をさらったのは記憶に新しい。「まるでバーター(抱き合わせ)出演のよう」という声も一部で聞こえるように、もはやGACKT、浜崎あゆみそれぞれ個々での活動だけでは、集客は望めないのか? 

とはいえ、ツイッターでは『Mステ』での浜崎あゆみに「さいっっっこうの時間をありがとう。衣装も演出も素敵でした。liveの感動をまた感じれました」などの反響があり、ニコ生についても「姫と王子のコラボ最高です」、「すごい2人の想いが伝わってきたよ。自分がどう生きたいか。それがとても大事なことだよね」などの感想が続々とつぶやかれている。

もはや浜崎あゆみにとって必要不可欠な存在のGACKT

お互いを「姫」「王子」と呼び合うGACKTと浜崎あゆみ。けして男女の関係ではないものの、その絆の深さは見るものにも十二分に伝わってくる。近年では、アーティストとしての目立った活躍が見えてこないGACKTが、なぜ豪華絢爛なプライベート生活を送ることができているのか、様々な憶測が流れているが、そこには“GACKT”というひとつのブランドを守り続けるという彼のストイックな意地が見え隠れする。

同じことが浜崎あゆみにも言えるだろう。自身のブランドを守り続けるために、いまやプライベートを切り売りしてまで、必死のアピールを続けている感のある浜崎あゆみの姿は、GACKTのそれと重なる。浜崎あゆみとGACKTのふたり。いまやそれぞれがカリスマオーラを放ち続けるために、お互いが必要不可欠な存在であることは間違いない。

出典:https://www.instagram.com/gackt/
出典:https://twitter.com/ayu_19980408
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)