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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】米UCLA銃撃事件 犠牲者は39歳工学部教授、2人の幼い子を残して

米カリフォルニア州ロサンゼルスの名門大学「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」で起きた銃撃事件について、容疑者が射殺した男性についての情報が明らかになった。

UCLAの構内で銃撃事件が起きたのは現地時間の6月1日午前10時ごろ。現場は工学部棟のあるオフィスで、少なくとも3発の銃声がとどろいた。警察は現場にて容疑者を含む男性2名の遺体を発見し、容疑者が使用したとみられる銃と自殺をほのめかす遺書も回収している。そんな中で犠牲となった男性の情報が公開されたが、将来を嘱望されていた30代の若手教授であることに周囲の人々もショックを隠せない様子だ。

『Los Angeles Times』が報じているところによれば、亡くなったのはウィリアム・S・クラグ氏(William S. Klug、39)。バイオメカニクス(生物力学)および航空宇宙エンジニアリングを専門とする工学部の教授で、ロサンゼルス国際空港のすぐ南に位置するエル・セグンドに住居を構え、サーフィンとドジャースの試合観戦を愛し、2人の幼い子の父親でもあった。1997年にサンタバーバラにあるウェストモント大学を卒業し、1999年にUCLAで修士号を取得。2003年にカリフォルニア工科大学で博士号を取得していたという。

その研究実績や論文に対する周囲の評価は非常に高く、アラン・ガーフィンケル教授は「たいへん動揺しています。実に研究熱心で協力的。彼ほど素晴らしい人物はほかにいません」と、そしてクラグ氏に学んだことがある元大学院生のメリッサ・ギボンズさんは「成績が優れない学生がいると、とても親身になって助けようとするのです。あんなに素晴らしい教授はほかにいません」と語り、そのあまりにも早すぎる無念の死を悲しんだ。クラグ氏と容疑者の間に個人的なトラブルがあった可能性などについては、現在も調査が行われているもようだ。

同大学で学ぶ学生の数は4万人を超え、日本からも多数の留学生が学んでいる。なおほかにも犯人が潜んでいることを警戒し、多数の武装警察官が出動。事件に関係のない学生らもその場から一歩も動かずに両手を頭の後ろに組んで所有物のチェックに応じるなど、キャンパスは約2時間にわたり完全なるロックダウンを強いられたという。

出典:http://www.latimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)