エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】TOKIOとイノシシ、庄司智春とゴリラ 緊迫した場面に野生動物との共存考える

野生の猿が街中に現れたりイノシシと遭遇して襲われる騒動がニュースになる昨今、GW最終日に野生動物が登場する番組が続いた。庄司智春が出会ったのはアフリカの野生ゴリラだが、TOKIOはイノシシとの共存問題に直面しており日本の暮らしと関連深い内容だった。

5月8日、朝のFM番組『Panasonic Melodious Library』(TOKYO FM)で取り上げたのは、椋鳩十の名作『片耳の大シカ』だった。屋久島の山中で豪雨に遭った猟師と少年が逃げ込んだ洞窟で凍えていると、やがて先客の鹿の群れに気づく。雨に濡れて凍える猟師らを鹿たちは体を寄せて温めてくれた。これまで仲間を狩ってきた猟師なのに救ってくれたのだ。

そのような物語が頭に残るなか、夜7時から放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)ではDASH島で城島茂山口達也が野生動物の痕跡を見つけ、仕掛けたカメラでイノシシの存在を確認する。TOKIOはDASH村で畑をイノシシに荒らされた経験がある。しかし、2人は武器を持たずにイノシシと共存する道を選ぶ。

さらにテレビ朝日系で放送された『世界がザワついた(秘)映像 ビートたけしの知らないニュース 第9弾』では、庄司智春がアフリカ・ウガンダにてジャングルに住むゴリラとの接触を試みる。ゴリラにストレスを与えないため「出会ってから1時間」のみという制約のなか、彼はメスゴリラと子どもゴリラに接近、そして「シルバーバック」と呼ばれるボスゴリラと数十センチまで近づきツーショットの課題をクリアする。後で映像を見た庄司は「最近は品川とでもあんな近くにならないです」と自分でも驚いていた。

ゴリラから庄司に近づいてきたシーンに、『片耳の大シカ』で猟師らに体を寄せて温めた鹿たちの話を思い出す。会話ができないので知る由もないが、彼らは人間も同じ動物の仲間だととらえているのではないか。お互いに危害を加えないことが分かれば共存の道も見えてくるのかもしれない。

出典:https://www.instagram.com/tomoharushoji
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)