アメリカ・フロリダ州でアリゲーターが大きなスイカを口にくわえている姿が捉えられた。『headlinedailynews.com』が伝えている。

沼地や湿原が多い米フロリダ州は、アメリカアリゲーターが数多く生息することで知られる。アリゲーターの全長は雄で400センチにもなり、大きいものになると体重は400キロを超える。

フロリダ半島南部ヘンドリー郡のスイカ畑からスイカをくわえ逃亡するアリゲーターを捉えたのは、農業関連の犯罪を調査する「フロリダ農業犯罪インテリジェンス・ユニット（Florida Agricultural Crimes Intelligence Unit）」のヘンドリー郡保安官チャールズ・ホワイトさん。

野生生物学者でワニの生態にも詳しいスティーブ・スティグレールさんは「アリゲーターにスイカとはちょっと珍しいね。この写真から判断すると、全長300センチ以上はある大型のものだよ」と驚いた様子だ。

アリゲーターは肉食動物で小さいときは蛙や魚などを食べるが、大きくなると魚はもちろん、ヘビや鳥、ペット、時には人間も襲うことがあるという。

スティグレールさんは「アリゲーターにマシュマロを与えている人を見かけたことがあるよ。もちろん違法なことだけれど、アリゲーターも案外甘いものが好きなのかもしれないね」と微笑んだ。

出典：http://headlinedailynews.com
（TechinsightJapan編集部　A.C.）