警察官が故障したエレベーターに閉じ込められたとの通報を受け、現場には消防局から救助隊員が出動した。ミズーリ州で、普段からライバル意識が強いといわれている警察官と消防士を捉えた、ちょっと面白い写真が流出した。

このほどミズーリ州カンザスシティで、あるビルのエレベーターが3階と4階の間でストップした。同市の警察官数名がそこに閉じ込められ、通報により消防局から救助隊員が出動。救助作業の直前に撮影された1枚の写真を、同州セントルイス消防局長のグレッグ・ファーヴさんがTwitterで紹介して話題になっている。

足元より下では、エレベーターに閉じ込められた警察官たちがじっと救助を待っている。そんな状況に、救助隊員はドヤ顔を通り越して満面の笑みを湛えながらサムズアップ。「警察よ、大きな貸しを作ったな」とでも言いたげだ。普段から消防士にプライドが高いところを見せて来ただけに、バツが悪そうに警察官も苦笑しているようだ。

事件、事故、何かが起きればほぼ双方が出動することになる警察官と消防士。現場ではそれぞれのボスが指揮を執るも、消防士が救命にあたっている怪我人や病人に警察官が聞き取りを行わなければならないこともあり、両者の間では些細なトラブルは頻繁に起きているともいわれる。2年ほど前にはカリフォルニア州のハイウェイで事故処理にあたっていたハイウェイパトロール隊員が、協力し合うべき消防隊員を逮捕。救急車をはじめ消防車両が車線を塞ぎ、迷惑だと注意したのに聞き入れないからという理由であった。

出典：https://twitter.com/GreggFavre

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）