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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】9歳男児スキーリフトから落下 父とつないだ手、2分でほどける(米)

米ペンシルベニア州のスキー場で、うまくリフトに乗り切れなかった男児がやがてリフトから滑り落ち、9メートルほど下に落ちた。父親と息子は必死に手をつなぎ合って救援を待ったが…。

9歳の少年がスキー場のリフトから落下する事故が起きたのは、ペンシルベニア州アダムズ郡のスキー場「Liberty Mountain Resort」で昨年1月のこと。父親は腕力の限りを尽くして息子の体が落ちることを食い止めていたが、2分ほどで力尽き、少年は9メートル下の圧雪の山に落下してしまった。

幸いにも少年の命に別状はないが、『Fox News』が伝えているところによれば、スキー場の従業員が誰一人現場に駆けつけてくれなかったことに父親のブライアン・ベイツさんは大変な不満を抱いたもよう。「クッションを敷いて落下に備えるといった措置があれば息子は怪我をせずに済んだ」として、このほど連邦裁判所にて75,000ドル以上の損害賠償をスキー場に求める裁判を起こしたという。

起訴状によれば、リフトに腰かけようとした瞬間から親子はトラブルに見舞われていたもよう。少年その瞬間にストックを1本落とし、かがんだ姿勢のままでうまくイスに座れず、しかしリフトはそのまま容赦なく前進。ぐんぐん高度が上がると少年の体はイスから滑り落ち、父と手をつなぎ合いながら助けを求めて叫ぶしかなかった。当時リフトのプラットフォームにいた従業員はたった1人。目撃していた他のスキーヤーも「助けてあげて!」と叫んでいた。ブライアンさんは、そのような中でリフトが制止するまでに7分を要したことも問題だとしている。

出典:http://fox43.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)