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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】“カリスマドッグトレーナー”シーザー・ミランに動物虐待の疑い

まったくシツケを覚えない、吠えるのを止めない、獰猛で訪問者を攻撃する…どのようなダメ犬でもこの男の手にかかればあっという間に賢いワンちゃんに大変身。それがカリスマドッグトレーナー、シーザー・ミラン(Cesar Millan)の魅力である。リアリティ番組も大好評で世界にファンを持つ彼が今、アニマルケア&コントロールの事情聴取を受けているという。いったいなぜ…。

ナショナルジオグラフィックの人気番組『Dog Whisperer(邦題:ザ・カリスマドッグトレーナー~犬の気持ちわかります~)』 が終了しても、同系列の大自然・動物を扱う専門チャンネルNat Geo Wildにて『Leader of the Pack』や『Cesar 911』が制作されるなど、ドッグトレーナーとして孤高のカリスマ性を誇っているシーザー・ミラン。しかし彼が所有するカリフォルニア州サンタクラリタのドッグトレーニングセンターに10日、立ち入り調査が入ったことをロサンゼルス郡アニマルケア&コントロール(以下ACC)のダニー・ユーバリオ氏が明らかにした。

ACCは動物虐待などの情報が寄せられた際に出動する郡の公的機関で、“動物警察”と呼ばれることがある。ハリウッドのメディア『TheWrap』が報じているところによれば、シーザーについてもそうした情報がある市民からACCに寄せられたとのこと。ACCはそれ以上の情報を明らかにすることはできないとしているが、ハリウッドの芸能情報サイト『TMZ』は彼のリアリティ番組『Cesar 911』で紹介されたある映像を紹介し、あながち嘘でもないだろうとしている。

非常に攻撃的なフレンチ・ブルドッグのミックス犬“サイモン”をトレーニングセンターにて再教育し、ついにリードを解き放ってみるシーザー。そこにはセンターで飼育されている大人しいミニブタ2頭もいる。サイモンは本能的にそのうちの1頭に噛みつく。すぐさまシーザーが追いかけてサイモンをブタから引き離したが、ブタの耳はちぎれて出血していた。「豚で試してみるとわかる。彼らへの攻撃意欲を抑えられるようであれば大人しい犬に変わった証拠」などと語るシーザーであった。

“犬の気持ち、わかります”と謳い、飼い主たちに厳しくも優しい笑顔で犬の正しいシツケ方法を指導してきたシーザー。メキシコの農場で使役犬の群れと一緒に育ったことで身についた直感と洞察力で動物の心理を理解するといい、飼い主の言うことなど何ひとつ聞かないダメ犬が、シーザーが人差し指を突き出して「シッ!」と一喝した途端に静かになる、そんなシーンは番組の一番の見どころとなっている。

出典:http://www.thewrap.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)