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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】恋人のパスポートで海外渡航 男性が「英空港のセキュリティはザル!」

テロ活動への厳戒な警備体制を考える上で大変重要になる水際対策。たとえば空港では、出入国管理局や航空会社の職員にしっかりとしたチェックを行っていただきたいものである。ところがこのほどドイツに渡ったイギリスの青年が…。

アイルランドのLCCである「ライアンエアー(RYANAIR)」を利用し、ロンドンのスタンステッド空港からドイツ西部のドルトムントに飛んだジョシュ・リードさん(21)。誤ってガールフレンドのパスポートを提示してしまったが、難なく飛行機に搭乗できたことを英メディア『mirror.co.uk』に暴露し、波紋を広げている。

「出国手続きでも搭乗のチェックでも職員たちの目は節穴。そんなことでは偽造パスポートなど見抜けるわけがない。しっかり仕事しろと言いたいです。」

ナイトクラブのガードマンの仕事に就き、顎ひげをたくわえた身長190cmの大男であるジョシュさんに対し、ガールフレンドのソフィー・ワトキンスさんは小柄で髪の色はブルネット。しかしロクにパスポートを見なかった職員たちのせいで、飛行機に乗ってしまったジョシュさん。ドルトムント空港の入国審査で引っかかり、そこで初めて誤ったパスポートを携帯していることを知った。悪意はなかったことを説明し、運転免許証の情報を元に祖国への照合作業を行ってもらい、なんとか入国。その後、ソフィーさんから正しいパスポートを現地に急送してもらったという。

ライアンエアーの広報担当者はこの件に関し、同メディアには「出発ゲートの職員による照合ミスがあったことを認めます。グランドハンドリング業務にあたっている現地のSwissport社も、問題を適切に処理し、再発防止に努めるとしています。ただし、搭乗者には海外に渡航する際には期限の有効な正しいパスポートを携える義務があり、その条件下でチケットは販売されます。これを怠ったご本人にも大きな責任があるものと考えます」と答えたという。

こうしたアクシデントをお伝えするのは初めてではない。以前には「モナークエアライン(英LCC)」を利用してスペイン旅行をしたイギリスの男性が、やはりガールフレンドのパスポートを誤って携帯し、スペイン・アリカンテ国際空港の入国審査官はよく見もせずにスタンプを押してしまった。旅行中にそれに気づき、帰国が困難だと知ると彼は現地でバタバタ。「そもそも出国の際にそれに気づいてくれなかったことも腹立たしい」と話していた。

出典:http://mashable.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)