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writer : ac

【海外発!Breaking News】超低出生体重児で産まれた双子 抱きしめあい困難乗り越える(豪)

先日、“何もかもシェアしなければ気が済まない”という双子姉妹の話題をお伝えしたばかりだが、同じオーストラリアからまたもや強い絆で結ばれた双子のニュースが飛び込んできた。『dailymail.co.uk』など複数のメディアが伝えている。

豪・アデレード在住のサマーちゃん&リリー・コビングちゃんは双子の姉妹だ。現在5歳の2人は女の子っぽいものが大好きだが、サマーちゃんは豪快な性格でリリーちゃんはどちらかというとおっとり派。『スター・ウォーズ』のチューバッカに夢中だという。

母親のミッシェルさんは「2010年6月9日、この子たちは予定より3か月も早く生まれてきたの。でも、もうすぐ6歳。ここまでなんとか元気に成長してくれてほんとに嬉しいわ」と話す。

誕生時にサマーちゃんは840グラム、リリーちゃんは390グラムで、2人とも呼吸はしていたものの、すぐに人工呼吸器が取り付けられ新生児集中治療室に運ばれた。ミッシェルさんは「リリーはボールペンと同じくらいの身長しかなかった。耳は乾燥アプリコットみたいに小さくて、肌は内臓がみえるくらい透き通っていたの。あの子が目を開けるようになるまで2~3週間はかかったかしら。病院には8か月もお世話になったわ」と当時を振り返る。

「リリーはこれまでたくさんの困難を乗り越えてきたわ。彼女は本当に強いの」というミッシェルさんは、2人が誕生してから4週間後のある出来事についてこう語る。

「リリーの容態が急変して、医師には覚悟を決めるように言われたの。それで子宮にいた時のようにサマーをリリーの隣に寝かせてみることにしたのよ。するとリリーはサマーに抱きついて、サマーもリリーを抱きしめているみたいにくっついていたわ。」

ミッシェルさんはサマーちゃんの存在がリリーちゃんを救ったと確信しているようだ。

リリーちゃんは心臓や肺に問題を抱えており、2歳半までは自宅で酸素吸入療法を受けていた。超低出生体重児で産まれたことによる肺への影響は8歳にならないと判明しないそうだが、ミッシェルさんは「2人とも仲良しでハッピー。それが一番」とコメントしている。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)