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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】33歳初の女性市長、登庁たった1日で凶弾に倒れる(メキシコ)

メキシコ・モレロス州のテミスコ市長に選ばれ、このたび初登庁となった女性。しかしたった1日にしてギャングの凶弾に倒れた。若々しく多くの人に愛され、今後の活躍に期待が集まっていただけにその死を惜しむ声は多い。

メキシコ・シティの南方に位置するモレロス州で今月1日、人口約10万人というテミスコ市の市長に女性として初めて任命されたギセラ・モタさん(33)。米メディア『nydailynews.com』が伝えているところによれば、モタ市長が殺されたのは2日午前7時30分ごろ、自宅に押し入った4人の武装した男たちに急襲された。頭を撃たれており、救急隊員が駆けつけた時はすでに心肺停止の状態であったという。

容疑者らはバンで逃走を図るも警察がそれを追い、銃撃戦の末に2名を射殺。現在ほかの2名について厳しい取り調べが行われている。メキシコでは昨年、非合法大麻ビジネスの犯罪組織を撲滅するなどと謳うことによってギャングの急襲を受け、複数の市長が無念の死を遂げている。モタ市長は中道左派の「民主革命党」に所属していた。

モレロス州は世界遺産のショチカルコがあり、メキシコ革命の指導者の一人として国民的英雄と呼ばれたエミリアーノ・サパタ・サラサール氏の出身地でもある。

※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)