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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】マーシャルアーツ師範が幼児虐待。5歳男児、投げ飛ばされて重傷(米)

マーシャルアーツの師範を名乗る以上、心身ともに鍛錬を積んだ真の武道家であってほしいもの。しかしこのほど米バージニア州では、教え子に執拗な暴力を振るって21歳の師範が逮捕された。

事件が起きたのは、バージニア州プリンスウィリアム郡のブリストウにある「タイガービート・マーシャルアーツ・アカデミー(Tiger Beat Martial Arts Academy)」という格闘技教室。そこで22日、若い男の指導者が保護者らの信頼を裏切り、幼い教え子に暴力を振るうという許しがたい行為が起きていたことを米メディア『nydailynews.com』が伝えている。

この事件で逮捕されたのはテコンドーを教えていた21歳のジャスティン・ブラニック。怒りに任せて5歳男児を投げ飛ばし、重傷を負わせ気絶させたことから、深刻な幼児虐待にあたるとして逮捕された。しかしその教室から保護者や警察にはなんら報告がなく、見るに見かねた別の指導者が翌日になって保護者に事実を告げ、プリンスウィリアム警察にも通報。格闘技の指導と称して、執拗な暴力行為がこれまでもあったのではないかとほかの保護者も不信感を募らせている。

警察の取り調べに対し、ジャスティンは「頭に来たのでその子の足首を持って吊り上げた後、肩越しに投げ飛ばしてやった」と供述した。教え子の身体の安全に常に配慮しながら、心と体で技を教える指導者としての自覚と責任感に欠けていたジャスティン。ヤンチャ盛りの幼い教え子たちを常に持て余していた可能性があるようだ。5,000ドルの保釈保証金を支払うことで身柄は保釈となっている。

※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)